非常につらい倦怠感、漢方診療のポイントは? 最終更新:2024/08/16 漢方カンファレンス 長期の入院で体力低下により冷えが生じ、闘病反応が乏しい患者さんが非常につらい倦怠感を主訴として来院。漢方診療における問診のポイントと薬剤選択について、解説します。
南海トラフの前兆?防災対策見直すキッカケに 最終更新:2024/08/15 Dr.中島の新・徒然草 先週、3日連続で各地で地震がありました。気象庁は、南海トラフ地震の発生率が上昇したと臨時情報を発表。これを機に、日ごろの防災対策を見直すことにした中島氏。以前から行ってきた対策の穴を埋めていきます。
徳洲会が先取りした医療のかたち…北米型ER・地域包括ケア 最終更新:2024/08/14 ざわつく水曜日 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。徳田氏の強烈なリーダーシップのもと全国展開した徳洲会グループの病院は、今の日本の医療を先取りするような先進的な医療を展開しました。
吸収に影響も!?鉄欠乏性貧血への鉄剤の内服頻度 最終更新:2024/08/12 日常診療アップグレード 23歳の女性が倦怠感と労作時の息切れを主訴として来院。Hb 7.9g/dL、MCV 70fLであり、鉄欠乏性貧血と診断し、経口鉄剤を処方します。内服の頻度はどのようにすべきでしょうか?
症例検討会、地雷踏む研修医で活性化!? 最終更新:2024/08/08 Dr.中島の新・徒然草 外部講師による研修医向け症例検討会。講師が準備した発熱症例について、研修医に可能性のある感染症を挙げさせます。ところが、研修医は見当外れな答えを連発。講師の表情がどんどん険しくなっていきます。
その「めまい」は本当に「めまい」? 良性発作性頭位めまい症の鑑別方法は? 最終更新:2024/08/07 救急処置おさらい帳 施設内でめまいを訴える患者さんを診察した経験を紹介します。めまいを診る機会は多くありますが、どのようなアプローチが必要なのか復習しましょう。今回は良性発作性頭位めまい症(BPPV)についてです。
徳田虎雄氏と徳洲会、その功罪を振り返る 最終更新:2024/08/07 ざわつく水曜日 元徳洲会理事長・衆議院議員の徳田 虎雄氏が亡くなりました。「生命いのちだけは平等だ!」をスローガンに全国にまたがる医療グループを築き上げた氏の功績は特筆すべきものですが、一方で負の側面もありました。
熱中症診療GL2024、重症度分類の変更点は? 最終更新:2024/08/05 一目でわかる診療ビフォーアフター 変更のあった診断基準や治療法について、“情報アップデート度”をクイズ形式でチェック!今回は「熱中症診療ガイドライン2024」で変更された重症度分類について。
「インフルエンザ」、語源から知る中世の人々の世界観 最終更新:2024/08/05 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 インフルエンザは英語でもそのまま“influenza”ですが、この言葉はラテン語の“influentia”(流れ込む)から派生したといいます。ここには、中世の人々の世界観をうかがい知ることができます。
こじれた風邪への漢方は? 最終更新:2024/08/02 漢方カンファレンス 今回は、感染後咳嗽と診断されるようなこじれた風邪の症例について考えます。肺炎などの合併も考えにくい場合は対症療法が主な治療法となりますが、このようなときは漢方薬が有用かもしれません。
「ポリドクター」問題を知っていますか? 最終更新:2024/08/02 非専門医のための緩和ケアTips 「ポリドクター」をご存じでしょうか?患者さんが必要以上に多くの医師にかかってしまう状況を指した言葉で、一般的になってきた「ポリファーマシー(多剤併用問題)」とも密接な関係があります。
GLP-1受容体作動薬へ他剤から切り替えるときの注意点 最終更新:2024/08/01 診療よろず相談TV 糖尿病の治療薬の切り替え時は、とくに注意が必要とされます。GLP-1受容体作動薬も例外ではありません。GLP-1受容体作動薬に既存の治療薬から切り替える際の注意点などについて、糖尿病診療のエキスパート、稲垣暢也氏が解説します。
焼き魚を食べたら腹痛と紅斑、何が原因? 最終更新:2024/07/30 これって「食」中毒? 今回の症例は、焼き魚を食べた40分後に悪心・嘔吐、著しい上腹部痛および全身の掻痒感が生じたため救急搬送されました。この患者に下された診断はいったい何でしょう。上條吉人氏が鑑別診断や対処法を解説します。
TSH高値・FT4正常の高齢患者、治療方針は? 最終更新:2024/07/29 日常診療アップグレード 甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値であるものの、遊離甲状腺ホルモン(FT4)は正常値の高齢女性患者さん。どのような治療方針が考えられるでしょうか?
家族から「どうしても死に目に会いたい」と言われたら… 最終更新:2024/07/26 非専門医のための緩和ケアTips 家族からよく出る要望に「死に目に会いたい」というものがあります。とはいえ、状況によっては実現が難しい場合もあります。われわれ医療者はこうした要望にどう応えればよいのでしょうか?
大ヒット書籍の著者に聞く、医師ならではのAIツールの「使いこなし」 最終更新:2024/07/26 6月に発売された、近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚 篤司氏による書籍『医師による医師のためのChatGPT入門』が評判になっている。大塚氏に、執筆の動機や生成AIの上手な使い方について聞いた。
誤診しやすい自己免疫性膵炎の最新知見 最終更新:2024/07/25 希少疾病ライブラリ 自己免疫性膵炎は、膵がんなどと誤診されやすい希少疾病です。わが国には約1万3千人の患者が推定され、糖尿病との合併も多い疾患です。本症の最新の知見を神澤輝実氏が解説します。
NOACがDOACに変わった理由は? 最終更新:2024/07/24 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、NOACがDOACへ変更された理由について。すでに「新規(novel/new)」ではなくなった以外にも重要な理由が存在します。
診療報酬減で夜間休日往診の撤退・縮小相次ぐ、国の“アメとムチ”の政策とは? 最終更新:2024/07/24 ざわつく水曜日 2024年の診療報酬改定では往診報酬が大幅減額され、医療スタートアップが展開する夜間休日往診サービスの撤退・縮小が相次ぎました。一方で、国は医療ベンチャー創生に向けた大きな方向性を提示しています。