こじれた風邪への漢方は? 最終更新:2024/08/02 漢方カンファレンス 今回は、感染後咳嗽と診断されるようなこじれた風邪の症例について考えます。肺炎などの合併も考えにくい場合は対症療法が主な治療法となりますが、このようなときは漢方薬が有用かもしれません。
「ポリドクター」問題を知っていますか? 最終更新:2024/08/02 非専門医のための緩和ケアTips 「ポリドクター」をご存じでしょうか?患者さんが必要以上に多くの医師にかかってしまう状況を指した言葉で、一般的になってきた「ポリファーマシー(多剤併用問題)」とも密接な関係があります。
GLP-1受容体作動薬へ他剤から切り替えるときの注意点 最終更新:2024/08/01 診療よろず相談TV 糖尿病の治療薬の切り替え時は、とくに注意が必要とされます。GLP-1受容体作動薬も例外ではありません。GLP-1受容体作動薬に既存の治療薬から切り替える際の注意点などについて、糖尿病診療のエキスパート、稲垣暢也氏が解説します。
焼き魚を食べたら腹痛と紅斑、何が原因? 最終更新:2024/07/30 これって「食」中毒? 今回の症例は、焼き魚を食べた40分後に悪心・嘔吐、著しい上腹部痛および全身の掻痒感が生じたため救急搬送されました。この患者に下された診断はいったい何でしょう。上條吉人氏が鑑別診断や対処法を解説します。
TSH高値・FT4正常の高齢患者、治療方針は? 最終更新:2024/07/29 日常診療アップグレード 甲状腺刺激ホルモン(TSH)が高値であるものの、遊離甲状腺ホルモン(FT4)は正常値の高齢女性患者さん。どのような治療方針が考えられるでしょうか?
家族から「どうしても死に目に会いたい」と言われたら… 最終更新:2024/07/26 非専門医のための緩和ケアTips 家族からよく出る要望に「死に目に会いたい」というものがあります。とはいえ、状況によっては実現が難しい場合もあります。われわれ医療者はこうした要望にどう応えればよいのでしょうか?
大ヒット書籍の著者に聞く、医師ならではのAIツールの「使いこなし」 最終更新:2024/07/26 6月に発売された、近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚 篤司氏による書籍『医師による医師のためのChatGPT入門』が評判になっている。大塚氏に、執筆の動機や生成AIの上手な使い方について聞いた。
誤診しやすい自己免疫性膵炎の最新知見 最終更新:2024/07/25 希少疾病ライブラリ 自己免疫性膵炎は、膵がんなどと誤診されやすい希少疾病です。わが国には約1万3千人の患者が推定され、糖尿病との合併も多い疾患です。本症の最新の知見を神澤輝実氏が解説します。
NOACがDOACに変わった理由は? 最終更新:2024/07/24 臨床力に差がつく 医薬トリビア クイズ形式で学ぶ、臨床現場で発生するふとした疑問への答えや豆知識。今回は、NOACがDOACへ変更された理由について。すでに「新規(novel/new)」ではなくなった以外にも重要な理由が存在します。
診療報酬減で夜間休日往診の撤退・縮小相次ぐ、国の“アメとムチ”の政策とは? 最終更新:2024/07/24 ざわつく水曜日 2024年の診療報酬改定では往診報酬が大幅減額され、医療スタートアップが展開する夜間休日往診サービスの撤退・縮小が相次ぎました。一方で、国は医療ベンチャー創生に向けた大きな方向性を提示しています。
「貧血」って英語で?接頭辞の“an”がポイント! 最終更新:2024/07/22 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 貧血は英語で“anemia”で、「否定」を表す“an”と「血液中に“あるもの”が多量に存在すること」を表す“-emia”がくっついたものです。こうしたパターンを知るとほかの単語を覚えるときにも便利です。
サンシシ含有漢方薬の連用で慢性下痢、発症までの期間は? 最終更新:2024/07/22 一目でわかる診療ビフォーアフター 『便通異常症診療ガイドライン2023 慢性下痢症』において、生薬「山梔子」は下痢と関連のある薬剤に挙げられています。長期連用によるリスクが報告されていますが、下痢は何年後以降に発現するのでしょうか?
風邪への漢方、どう選択する? 最終更新:2024/07/18 漢方カンファレンス 今回は、ゾクゾクとした悪寒があり冷えの自覚があるものの、体温は37.5℃と発熱がある風邪の症例を考えます。漢方診療における風邪の病態の鑑別のポイントと治療薬選択について解説します。
COPD、飛行機旅行に酸素投与は必要? 最終更新:2024/07/15 日常診療アップグレード COPD患者さんが欧州旅行を計画中。1秒率は50%で、在宅酸素は使っていません。吸入薬が処方されており、安静時のSpO2は93%です。この場合、航空機内での酸素の使用は必要でしょうか?
下痢に注意が必要な抗血小板薬、チクロピジン以外には? 最終更新:2024/07/08 一目でわかる診療ビフォーアフター 「便通異常症診療ガイドライン2023―慢性下痢症」には下痢と関連のある薬剤が掲載されており、抗血小板薬ではチクロピジンがあります。このほかにも、頻度は少ないとされていても注意が必要な薬剤が存在します。
「ポリファーマシー」の語源は?2つに分解すると理解しやすい 最終更新:2024/07/05 病名のルーツはどこから?英語で学ぶ医学用語 高齢者医療の分野でよく耳にする「ポリファーマシー」は患者が複数の薬を使用していることを指す言葉です。英語でもそのまま“polypharmacy”で使われていますが、どんな由来があるのでしょうか?
現在、学会現地でマスクをすべきか? 最終更新:2024/07/04 現場から木曜日 学会シーズン真っ盛りです。最近では、やっと現地開催が主流となってきました。一方、新型コロナがじわじわと増えており、学会でのマスクの着用について意見が割れ、SNSでちょっとした話題になっているようです。
絶対NG!「なんでこんなふうになるまで放っておいたんですか?」 最終更新:2024/07/03 もったいない患者対応 症状が悪化してから受診した患者さんへ「なんでこんなふうになるまで受診しなかったのか?」と言ってしまうことはありませんか?この対応は、修復不能なほど患者さんとの信頼関係が崩れる危険性があるためNGです。
インフルエンザには麻黄湯? 最終更新:2024/07/02 漢方カンファレンス インフルエンザに対する有効性のある漢方薬として麻黄湯が有名ですが、そのほかにも有用な漢方薬が存在します。薬剤選択のポイントをカンファレンス形式で考えていきましょう。