総合診療科:コンテンツアーカイブ|page:70

皮膚に特異的な症状のでる希少疾病

「好酸球性筋膜炎」は、四肢に急速な皮膚硬化と関節の運動制限を生じる原因不明の希少疾病です。青壮年者に多く、働き盛りのQOLを著しく阻害します。本症の最新知見を、エキスパートドクターの茂木精一郎氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

診断時に進行期のことが多いリンパ腫

「未分化大細胞リンパ腫」は、50歳以下で発症する、比較的予後の良いリンパ腫です。多くの亜型があることから、診断に難渋することもある希少疾病です。本症の最新知見を、エキスパートドクターの磯部泰司氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

JVPのフィジカルをもっと深める

「フィジカル教育回診」の第4弾は、前回に引き続き「頸静脈」の身体診察を学習します。今回は、頸静脈診察からわかることを全面に、さまざまな症例を紹介しながら日常診療で役に立つフィジカルを学習していきます。レクチャーはフィジカルの伝道師、平島 修氏(徳洲会奄美ブロック 総合診療研修センター)が講師を務めます。

日本紅斑熱と紛らわしい感染症

今回は、マダニ媒介感染症「ヒト顆粒球アナプラズマ症」をお届けします。米国で年間1,800例以上報告されている本症が、わが国でも報告されてきました。日本紅斑熱とよく似たタイプの感染症ですが、その診療について感染症のエキスパート、忽那賢志氏(国立国際医療研究センター 感染症内科)がレクチャーいたします。

高率に肺高血圧症を発症する難病

「混合性結合組織病」は、膠原病の中の2つ以上の疾患特徴をもち、自己抗体が陽性となる疾患です。40代の女性に多く、病因は不明。肺高血圧症の発症など特異的な症状で時に予後不良となります。本症の最新知見を、エキスパートドクターの吉田俊治氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

無症状ゆえに静かに進行する血液疾患

「慢性リンパ性白血病」は、遺伝的素因が考えられる血液疾患です。予後も患者によって大きくばらつきがあり、早期発見、病勢評価、予後予測が治療のカギとなります。最近では、新しい治療薬もでてきました。本症の最新知見を、エキスパートドクターの小林幸夫氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。