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急性白血病の中で最も予後が良い難病

「急性前骨髄球性白血病」は、紫斑や抜歯での出血、貧血、易感染などが診断のきっかけとなる難病です。最近では、寛解率も90%とあがり、比較的予後もよい疾患です。本症の最新知見を、エキスパートドクターの福島 俊洋氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

「黄熱」アフリカと南米で流行中

今回は、蚊媒介感染症「黄熱」をお届けします。日本では、ほぼ臨床例のない感染症ですが、インバウンドのこの時代、いつ輸入されるかわかりません。今のうちから用心をしておきましょう。解説は、感染症のエキスパート忽那賢志氏(国立国際医療研究センター 感染症内科)です。

新薬で予後が大きく変わった難病

「ニーマン・ピック病C型」は、幅広い年代で発症する遺伝性疾患です。精神症状がみられ、予後もそれほど良くない疾患でしたが、新薬の登場で変わりつつあります。本症の最新知見を、エキスパートドクターの大野耕策氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

胆道がんの原因となるまれな疾患

「膵・胆管合流異常」は、アジア系の女性に多い先天性の形質異常で、見過ごされていると胆道がんなどを引き起します。まずは画像診断で早期に診断をつけることが大切です。本症の最新知見を、エキスパートドクターの神澤輝実氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。

マラリアの新興勢力に気を付けろ!

今回は、古くて新しい感染症「マラリア」をお届けします。東南アジアでじわじわと感染者が報告されている「サルマラリア」。すでに日本でも輸入例が報告されています。自身も診療経験のある感染症のエキスパート忽那賢志氏(国立国際医療研究センター 感染症内科)に最新の知見をレクチャーいただきます。

早期診断と新薬で予後が改善しつつある難病

「原発性胆汁性胆管炎(旧称:原発性胆汁性肝硬変)」は、慢性進行性の胆汁うっ滞性の肝疾患です。中年以降の女性に多く、痒みや黄疸が診断の手がかりとなります。放置すると肝細胞がんなどに進展するため注意が必要です。本症の最新知見を、エキスパートドクターの石橋大海氏にアップデートいただきました。「希少疾病ライブラリ」では、最新の疫学、診療、新薬の情報をお届けしています。