第251回 “タカる”厚生労働省(前編) 「課税のような形で製薬企業に拠出義務」の創薬支援基金(仮称)構想、最終的に財源は国費と「任意」の寄付で決着 最終更新:2025/02/19 昨年末、厚生労働省は創薬スタートアップ育成に向けて「創薬支援基金(仮称)」をつくる計画を発表。これに関連し、半ば強制的に製薬会社に資金拠出を求めようとしたことが反発を呼んでいます。
第250回 「脳外科医 竹田くん」の作者声明文と“フジテレビの第三者委員会設置で改めて考える、医療界の第三者機関、医療事故調査・支援センターが抱える“アキレス腱”(後編) 最終更新:2025/02/12 手術などでミスを繰り返す外科医を描き、話題を集めた漫画「脳外科医 竹田くん」の作者が2月5日、同漫画のサイトで声明文を発表し、自身の背景や制作の動機について明らかにしました。
第249回 フジテレビの第三者委員会設置で改めて考える、医療界の第三者機関、医療事故調査・支援センターが抱える”アキレス腱”(前編) 最終更新:2025/02/05 タレントの女性トラブルをめぐるフジテレビの問題は、日弁連のガイドラインに沿った第三者委員会の調査に委ねられることになりました。では、医療の世界における第三者委員会はどうでしょう。
第248回 自家NK細胞療法を自費で行うクリニックに改善命令、敗血症発症は「生来健康」な成人の衝撃、厚労省は新たなガイダンス作成へ 最終更新:2025/01/29 がん予防などを目的にNK細胞を採取、培養後に再び体に戻す細胞療法を受けた人が重大な感染症で入院したとして、厚生労働省はクリニックなどに対して再生医療の提供を一時停止させる緊急命令を出しました。
第247回 どこか似ているフジテレビと女子医大、大学に約1億1,700万円の損害を与えた背任の疑いで女子医大元理事長逮捕、特定機能病院の再承認も遠のいた病床利用50%の医科大学に未来はあるか? 最終更新:2025/01/22 ついに東京女子医科大学の元理事長が背任容疑で逮捕されました。そして、フジテレビにはタレントの女性トラブルに社員や組織が関与したのではという疑惑が浮上。それぞれの問題と組織の共通点を深堀りします。
第246回 美容外科医献体写真をSNS投稿、“脳外科医竹田くん”のモデルが書類送検、年末の2つの出来事から考える医師のプロフェッショナル・オートノミー 最終更新:2025/01/15 年末には医療業界に関連した事件が社会面を賑わせました。美容外科医が検体写真をSNSにアップして炎上、そして長いこと話題に上っていた脳外科医がついに書類送検されました。
第245回 「医師偏在是正に向けた総合的な対策パッケージ」まとまる、注目された「規制的手法」は大甘、「経済的インセンティブ」も実効性に疑問 最終更新:2025/01/08 厚生労働省が「医師偏在是正に向けた総合的な対策パッケージ」を発表しました。「開業規制」や「経済的インセンティブ」などが論点となっていましたが、実際の内容はどうなったのでしょうか?
第244回 医学部ダブル合格者の進学先から見えてくる、親の経済的事情と私立医大序列の微妙な変化 最終更新:2024/12/25 先日の週刊誌の特集に「大学医学部にダブル合格したらどちらに進むか」という内容がありました。このデータの変化を見ると、私大医学部の序列の変化を感じ取ることができます。
第243回 広がるCGP検査だが、コンパニオン診断薬として使う場合の診療報酬の低さゆえ、乳がんの治療薬トルカプが患者に使用されない事態に 最終更新:2024/12/18 今年承認された、乳がん治療薬「トルカプ」。診療報酬の仕組みの不備から使用に医療現場で制限がかかり、本来同薬の恩恵が受けられるはずの患者が使用できない事態になっているというニュースを取り上げます。
第242回 病院経営者には人ごとでない順天堂大の埼玉新病院建設断念、「コロナ禍前に建て替えをしていない病院はもう建て替え不可能、落ちこぼれていくだけ」と某コンサルタント 最終更新:2024/12/11 埼玉県が誘致し、新設予定だった順天堂大付属病院の建設計画が頓挫したというニュースがありました。建築費などの高騰がその理由とのことですが、多くの病院経営者は人ごととは思えなかったのではないでしょうか。