隣の病院の経営状態は?次の医局人事は?転職したら給料は上がる?…。気になるけれども、あまりおおっぴらには語りにくい、そんな医療業界の情報を医療メディアの元編集長が紹介します。

第255回 “撤退戦”が始まっていることに気付かない人々(前編)病院6団体が経営の苦境訴えるも「病床利用率8割」が示す医療マーケット縮小の現実

第255回 “撤退戦”が始まっていることに気付かない人々(前編)病院6団体が経営の苦境訴えるも「病床利用率8割」が示す医療マーケット縮小の現実

人口減で医療需要の減少が見込まれているにもかかわらず、各地で大規模な急性期病院の新設計画が進められています。しかし最近では、こうした計画は資材費、建築費高騰のあおりを受けて見直しや中止が続いています。

第254回 またまた厚労省の見通しの甘さ露呈?高額療養費制度、8月予定の患者負担上限額の引き上げも見送り、政省令改正で済むため患者団体の声も聞かず拙速に進めてジ・エンド

第254回 またまた厚労省の見通しの甘さ露呈?高額療養費制度、8月予定の患者負担上限額の引き上げも見送り、政省令改正で済むため患者団体の声も聞かず拙速に進めてジ・エンド

1週間で二転三転した高額療養費制度の見直し。新年度予算案が衆院を通過した直後、今年8月の見直しについても”見送り”となりました。衆院通過後の予算修正という、異例の展開です。

第251回 “タカる”厚生労働省(前編) 「課税のような形で製薬企業に拠出義務」の創薬支援基金(仮称)構想、最終的に財源は国費と「任意」の寄付で決着

第251回 “タカる”厚生労働省(前編) 「課税のような形で製薬企業に拠出義務」の創薬支援基金(仮称)構想、最終的に財源は国費と「任意」の寄付で決着

昨年末、厚生労働省は創薬スタートアップ育成に向けて「創薬支援基金(仮称)」をつくる計画を発表。これに関連し、半ば強制的に製薬会社に資金拠出を求めようとしたことが反発を呼んでいます。

第250回 「脳外科医 竹田くん」の作者声明文と“フジテレビの第三者委員会設置で改めて考える、医療界の第三者機関、医療事故調査・支援センターが抱える“アキレス腱”(後編)

手術などでミスを繰り返す外科医を描き、話題を集めた漫画「脳外科医 竹田くん」の作者が2月5日、同漫画のサイトで声明文を発表し、自身の背景や制作の動機について明らかにしました。

第247回 どこか似ているフジテレビと女子医大、大学に約1億1,700万円の損害を与えた背任の疑いで女子医大元理事長逮捕、特定機能病院の再承認も遠のいた病床利用50%の医科大学に未来はあるか?

ついに東京女子医科大学の元理事長が背任容疑で逮捕されました。そして、フジテレビにはタレントの女性トラブルに社員や組織が関与したのではという疑惑が浮上。それぞれの問題と組織の共通点を深堀りします。