食後血糖の上昇が低い低glycemic index(GI)の代謝指標への影響(解説:吉岡 成人 氏)-297 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2015/01/06 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 吉岡 成人( よしおか なりひと ) 氏 NTT東日本札幌病院 院長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 低GI食、インスリン感受性や収縮期血圧を改善せず/JAMA(2015/01/05掲載) EBMならぬ“Advertising based medicine”の領域では、15年ほど前から「糖尿病患者における食後高血糖は虚血性心疾患のリスクファクターである」というキャッチコピーが飛び交い、多くの医療従事者たちに事実とは異なる情報を提供している。確かに、経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を実施した際の2時間値は心血管イベントや死亡のリスクであることが、DECODE(Diabetes Epidemiology; Collaborative analysis of Diagnostic crit… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 吉岡 成人先生の他のコメント 糖尿病の発症年齢が低いほど認知症のリスクが高い(解説:吉岡成人氏)-1396 (2021/05/31掲載) SGLT2阻害薬でも糖尿病患者の心血管イベントは抑制されない?(解説:吉岡成人氏)-1304 (2020/10/23掲載) 高齢1型糖尿病患者における低血糖の抑止とCGM(持続血糖モニター)(解説:吉岡成人氏)-1253 (2020/07/07掲載) 脳梗塞、一過性脳虚血発作発症後の脂質管理はどの程度まで(解説:吉岡成人氏)-1164 (2020/01/08掲載) DPP-4阻害薬の心血管安全性はSU薬と同等(解説:吉岡成人氏)-1146 (2019/12/02掲載) 甲状腺機能低下症患者に対する補充療法(解説:吉岡成人氏)-1120 (2019/10/08掲載) 小児・思春期2型糖尿病患者におけるGLP-1受容体作動薬の有用性と安全性(解説:吉岡成人氏)-1111 (2019/09/09掲載) 経口GLP-1受容体作動薬の心血管安全性を確認(解説:吉岡成人氏)-1070 (2019/07/04掲載) 5α-還元酵素阻害薬による2型糖尿病発症リスクの増加(解説:吉岡成人氏)-1033 (2019/05/03掲載) ダパグリフロジンによる心血管イベントの抑止-RCTとリアルワールド・データとの差異(解説:吉岡成人氏)-967 (2018/12/05掲載) 潜在性甲状腺機能低下症への対応はいかにあるべきか(解説:吉岡成人氏)-943 (2018/11/08掲載) 抗肥満薬であるlorcaserinは日本でも使用できるのだろうか(解説:吉岡成人氏)-942 (2018/11/07掲載) 尿崩症の診断におけるコペプチンの測定(解説:吉岡成人氏)-906 (2018/08/30掲載) オキシントモジュリン作動薬の臨床応用(解説:吉岡成人氏)-890 (2018/07/25掲載) SGLT2阻害薬は死亡率、心血管イベントの低減に最も有用(解説:吉岡成人氏)-856 (2018/05/23掲載) 小児期・思春期の過体重は成人までに解消すると2型糖尿病の発症を抑止できる(解説:吉岡成人 氏)-844 (2018/04/25掲載) 低脂肪食でも低炭水化物食でも減量効果は変わらない(解説:吉岡成人 氏)-830 (2018/03/23掲載) Real World Evidenceからみたカナグリフロジンの有用性(解説:吉岡成人 氏)-819 (2018/03/02掲載) 糖尿病になりやすい民族…(解説:吉岡成人 氏)-806 (2018/01/30掲載) エキセナチドの週1回製剤とリラグルチドの週1回製剤は異なる作用を持つのだろうか…?(解説:吉岡成人 氏)-743 (2017/10/12掲載) GLP-1受容体作動薬は心イベントのみならず、腎イベントも抑制する(解説:吉岡成人 氏)-735 (2017/09/26掲載) カナグリフロジンによる心血管・腎イベントの抑制と下肢切断、骨折の増加(解説:吉岡 成人 氏)-694 (2017/07/06掲載) 高齢者における潜在性甲状腺機能低下症への対応(解説:吉岡 成人 氏)-673 (2017/04/28掲載) GLP-1受容体作動薬は心血管イベントを抑止しうるか(解説:吉岡 成人 氏)-603 (2016/10/20掲載) ピオグリタゾンと膀胱がんの関連はいかに…(解説:吉岡 成人 氏)-589 (2016/09/08掲載) EMPA-REG OUTCOME試験のサブ解析:SGLT2阻害薬は糖尿病腎症の進展を抑制する(解説:吉岡 成人 氏)-561 (2016/07/07掲載) DPP-4阻害薬の適正使用を再認識する(解説:吉岡 成人 氏)-538 (2016/06/02掲載) 診療の現場における安全な処方に必要なものは何か…(解説:吉岡 成人 氏)-512 (2016/04/06掲載) 2型糖尿病における基礎インスリンとGLP-1受容体作動薬の配合剤の有用性は…(解説:吉岡 成人 氏)-506 (2016/03/31掲載) 必要以上にHbA1cを検査することは糖尿病の過剰治療につながる(解説:吉岡 成人 氏)-468 (2016/01/12掲載) EMPA-REG OUTCOME試験:試験の概要とその結果が投げかけるもの(解説:吉岡 成人 氏)-421 (2015/10/01掲載) ピオグリタゾンとがん(解説:吉岡 成人 氏)-397 (2015/08/13掲載) VADT試験:厳格な血糖管理は2型糖尿病患者の心血管イベントの抑制に有用なのか(解説:吉岡 成人 氏)-374 (2015/06/30掲載) TECOS試験:DPP-4阻害薬は心血管イベントを抑止しうるか(解説:吉岡 成人 氏)-375 (2015/06/30掲載) DPP-4阻害薬の副作用としての心不全-アログリプチンは安全か…(解説:吉岡 成人 氏)-344 (2015/04/14掲載) 家族性高コレステロール患者は糖尿病になりにくい…?!(解説:吉岡 成人 氏)-341 (2015/04/10掲載) GLP-1受容体作動薬と基礎インスリンの併用療法のポジショニング(解説:吉岡 成人 氏)-265 (2014/10/23掲載) 初発の心血管疾患を予測する指標としてHbA1cの有用性は高くない…(コメンテーター:吉岡 成人 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(197)より- (2014/05/07掲載) 低血糖の閾値を感知する機能が付帯したインスリンポンプの有用性(コメンテーター:吉岡 成人 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(119)より- (2013/07/29掲載) シタグリプチンの安全性評価-入院および死亡のリスクを検討(コメンテーター:吉岡 成人 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(100)より- (2013/05/22掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(86)〕 メラトニンの分泌低下は糖尿病の発症を促進するか (2013/04/23掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(56)〕 脂肪摂取の基準はいかに-リノール酸による死亡リスクの増加- (2013/02/19掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(26)〕 集中治療室(ICU)における入院患者の厳格な血糖管理はいかにあるべきか (2012/10/16掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(10)〕 糖尿病患者の生命予後に関連する因子 (2012/08/30掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM(2024/11/22) 生後2年間のデジタル介入で肥満リスク低下/JAMA(2024/11/22) BRCA1/2病的バリアント保持者における乳がん後の二次原発がんリスク/JCO(2024/11/22) 家庭内のインフル予防、手指衛生やマスクは効果ある?~メタ解析(2024/11/22) 統合失調症患者に対する抗精神病薬の投与経路変更の影響は〜メタ解析(2024/11/22) 「週末戦士」でも脳の健康に利点あり(2024/11/22) 減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性(2024/11/22) 抗てんかん薬の早期処方が認知症リスクの低さと関連(2024/11/22) [ あわせて読みたい ] 診療よろず相談TV シーズンII(2014/07/03) Dr. 倉原の“おどろき”医学論文(2013/08/21) アリスミアのツボ(2014/09/01) 産婦人科医ユミの頼られる「女性のミカタ」 (2014/10/08) 今こそメディカルコーチング -院内をワクワクに変える手法(2014/06/18) 診療よろず相談TV(2013/10/25) 高血圧治療ガイドライン2014(JSH2014) ~改訂のポイント~(2014/04/30)