妊娠高血圧症候群は、周産期を過ぎても心筋症の発症リスクである(解説:神谷 千津子 氏)-510 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2016/04/04 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 神谷 千津子( かみや ちづこ ) 氏 国立循環器病研究センター 周産期・婦人科部 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース 妊娠高血圧の心筋症リスク、周産期以降も長期に及ぶ/JAMA(2016/03/18掲載) 周産期(産褥性)心筋症は、「心疾患既往のない女性が、妊娠中から産後5ないし6ヵ月以内に、原因不明の心機能低下と心不全を発症する」と定義される、2次性心筋症の1つである。周産期心筋症患者の4割が、妊娠高血圧症候群を発症した後に心筋症を診断されているため、妊娠高血圧症候群は周産期心筋症の最大危険因子といえる。しかしながら、妊娠高血圧症候群が、周産期を過ぎた後にも心筋症の危険因子となりうるかについては、これ… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] NSAIDの“有害な処方”、とくに注意すべき患者群とは/BMJ(2024/08/07) 血腫洗浄が再手術の率を下げる効果があるといえる(解説:高梨成彦氏)(2024/08/07) 日本人高齢者の難聴と認知症との関係(2024/08/07) 最新のアトピー性皮膚炎治療薬レブリキズマブ、有効性はデュピルマブと同等か(2024/08/07) 忽那氏が振り返る新型コロナ、今後の対策は?/感染症学会・化学療法学会(2024/08/07) 一部の糖尿病用薬の処方が認知症リスクの低さと関連(2024/08/07) がんによる死亡の半数近くとがん症例の4割にライフスタイルが関係(2024/08/07) 排便回数は健康状態に関連(2024/08/07) [ あわせて読みたい ] 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断2(2016/02/07) ナベちゃん先生のだれでも読める心エコー(2015/12/07) Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action! (2015/10/07) ナベちゃん先生のだれでも撮れる心エコー(2015/09/08) HDLの質に注目した新たなアプローチ ―脂質異常症患者における高純度EPA製剤の投与意義―(2015/07/10) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断(2015/07/07) 高血圧治療を再考する ~L/N型Ca拮抗薬/ARB配合錠の選択~(2015/04/06)