HER2陽性早期乳がんに対するトラスツズマブ投与は1年間が依然として標準である(解説:下井 辰徳 氏)-655 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2017/03/24 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 下井 辰徳(しもい たつのり)氏/藤原 康弘( ふじわら やすひろ ) 氏 国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース HER2陽性早期乳がんへのトラスツズマブ、11年追跡の結果は?/Lancet(2017/03/02掲載) トラスツズマブは、増殖因子であるHER2をターゲットとしたモノクローナル抗体薬である。早期乳がん患者全体の15~20%を占めるとされるHER2陽性乳がん患者に対しては、周術期治療にトラスツズマブを追加することで無病生存期間(DFS)、全生存期間(OS)ともに改善できることが、いくつものランダム化比較試験の結果で示されている。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 下井 辰徳(しもい たつのり)氏/藤原 康弘先生の他のコメント 近年の乳がん死亡率低下におけるマンモグラフィ検診の寄与は、これまで考えられてきたよりも限定的であるかもしれない(解説:下井 辰徳 氏)-618 (2016/12/01掲載) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 心房細動患者、脳卒中予防のために有益な意思決定支援とは?/BMJ(2025/01/27) 皮膚筋炎、抗IFNβ抗体dazukibartが有望/Lancet(2025/01/27) 毎日どのくらい歩くとうつ病予防に効果的か〜メタ解析(2025/01/27) 敗血症へのβ-ラクタム系薬+VCM、投与順序で予後に差はあるか?(2025/01/27) T1cN0M0のHER2+乳がんへの術前vs.術後補助療法、OSに差は?(2025/01/27) 緑の豊かさと子どものテストの点数との関係(2025/01/27) 上腕カフ式の家庭血圧測定により血圧が下がる/東北医科薬科大学ほか(2025/01/27) [ あわせて読みたい ] 化療スタンダードレジメン(2014/01/07) Dr.小川のアグレッシブ腹部エコー 肝臓編(2015/05/08) サン・アントニオ乳癌シンポジウム2014〔会員聴講レポート〕 (2014/12/25) Dr.みやざきの鼠径ヘルニア手術テクニックコレクション (2014/11/06) スキンヘッド脳外科医 Dr. 中島の 新・徒然草(2014/01/20) 化療スタンダードレジメン:卵巣がん(2014/06/17) 化療スタンダードレジメン:卵巣がん(2014/06/03)