中国における高血圧管理の現状から学ぶべきこと(解説:有馬 久富 氏)-771 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2017/11/28 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 有馬 久富( ありま ひさとみ ) 氏 福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学 教授 J-CLEAR会員 オリジナルのニュース 中国成人の約半数が高血圧、うち7割は服薬なし/Lancet(2017/11/02掲載) 中国における高血圧管理の現状について、北京協和医科大学のグループよりLancetに報告された。本研究では、中国全土の31省において35~75歳の一般住民170万人の横断調査が実施された。その結果、収縮期血圧140mmHg以上、拡張期血圧90mmHg以上、あるいは降圧薬服用で定義した高血圧の有病率は約45%であった。そのうち、高血圧であることを知らなかった者が約半数、治療していなかった者が約3分の2いた。治療を受けている高血圧者… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 有馬 久富先生の他のコメント 地球温暖化により増加している死亡とは?(解説:有馬久富氏) (2021/09/08掲載) 心不全の2人に1人は予防できる!(解説:有馬久富氏)-1393 (2021/05/24掲載) 米国で血圧コントロールが悪化した理由:われわれは何を学ぶべきか?(解説:有馬久富氏)-1321 (2020/11/27掲載) 血圧高めの低リスク青壮年者に降圧治療が必要か?(解説:有馬久富氏)-1320 (2020/11/26掲載) 女性における脳心血管病対策は十分といえるのか?(解説:有馬久富氏)-1243 (2020/06/11掲載) 高血圧スクリーニングの脳心血管病予防効果から学ぶべきこと(解説:有馬久富氏)-1107 (2019/08/28掲載) 脳卒中治療の進歩により死亡率はどこまで減少したか?(解説:有馬久富氏)-1067 (2019/07/01掲載) 日本人の脳卒中生涯リスク:4人に1人が脳卒中になる(解説:有馬久富氏)-1000 (2019/01/25掲載) 日本と世界の平均寿命は2040年にどうなるか?(解説:有馬久富氏)-979 (2018/12/19掲載) 2017ACC/AHA高血圧GLの定義にすると、日本の高血圧者は何人増えるか?(解説:有馬久富氏)-902 (2018/08/16掲載) 減塩によるポピュレーション予防戦略の推進を!(解説:有馬久富氏)-840 (2018/04/17掲載) 完全禁煙のすすめ(解説:有馬 久富 氏)-812 (2018/02/16掲載) 日本人の健康寿命を延伸し健康格差を是正していくために期待されること(有馬久富氏)-714 (2017/08/21掲載) 高血圧家族歴を心血管病予防にどう生かすか?(解説:有馬 久富 氏)-695 (2017/07/05掲載) 世界および日本において喫煙対策は急務である(解説:有馬 久富 氏)-678 (2017/05/16掲載) ストレス対策は新たな循環器疾患の予防戦略となりうるか?(解説:有馬 久富 氏)-643 (2017/02/14掲載) INTERSTROKE研究:脳卒中はどこまで予防できるか?(解説:有馬 久富 氏)-583 (2016/08/25掲載) ATACH-2とINTERACT2:脳出血の急性期に血圧をどう管理すべきか?(解説:有馬 久富 氏)-563 (2016/07/11掲載) 世界における一過性脳虚血発作(TIA)の実態(解説:有馬 久富 氏)-558 (2016/07/04掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM(2024/11/22) 生後2年間のデジタル介入で肥満リスク低下/JAMA(2024/11/22) BRCA1/2病的バリアント保持者における乳がん後の二次原発がんリスク/JCO(2024/11/22) 家庭内のインフル予防、手指衛生やマスクは効果ある?~メタ解析(2024/11/22) 統合失調症患者に対する抗精神病薬の投与経路変更の影響は〜メタ解析(2024/11/22) 「週末戦士」でも脳の健康に利点あり(2024/11/22) 減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性(2024/11/22) 抗てんかん薬の早期処方が認知症リスクの低さと関連(2024/11/22) [ あわせて読みたい ] Dr.徳田のすぐできるフィジカル超実技(2017/11/07) Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>(2017/10/07) 国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017 (2枚組)(2017/09/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(上巻)(2017/09/07)