ATACH-2とINTERACT2:脳出血の急性期に血圧をどう管理すべきか?(解説:有馬 久富 氏)-563 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2016/07/11 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 有馬 久富( ありま ひさとみ ) 氏 福岡大学医学部 衛生・公衆衛生学 教授 J-CLEAR会員 オリジナルのニュース 急性期脳出血に対する積極的降圧療法は有効か?/NEJM(2016/06/17掲載) 急性期脳出血に対する、積極的降圧療法の効果を検討したATACH-2試験の結果が、N Engl J Med誌に掲載された。ATACH-2は、無作為化オープン比較試験である。発症4.5時間以内で、収縮期血圧180mmHg以上の脳出血患者が、収縮期血圧110~139mmHgを目標とする積極的降圧療法群と、140~179mmHgを目標とする通常治療群に無作為に割り付けられた。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)Anderson CS, et al. N Engl J Med. 2013;368:2355-2365. 2)Arima H, et al. Neurology. 2015;84:464-471. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 有馬 久富先生の他のコメント 地球温暖化により増加している死亡とは?(解説:有馬久富氏) (2021/09/08掲載) 心不全の2人に1人は予防できる!(解説:有馬久富氏)-1393 (2021/05/24掲載) 米国で血圧コントロールが悪化した理由:われわれは何を学ぶべきか?(解説:有馬久富氏)-1321 (2020/11/27掲載) 血圧高めの低リスク青壮年者に降圧治療が必要か?(解説:有馬久富氏)-1320 (2020/11/26掲載) 女性における脳心血管病対策は十分といえるのか?(解説:有馬久富氏)-1243 (2020/06/11掲載) 高血圧スクリーニングの脳心血管病予防効果から学ぶべきこと(解説:有馬久富氏)-1107 (2019/08/28掲載) 脳卒中治療の進歩により死亡率はどこまで減少したか?(解説:有馬久富氏)-1067 (2019/07/01掲載) 日本人の脳卒中生涯リスク:4人に1人が脳卒中になる(解説:有馬久富氏)-1000 (2019/01/25掲載) 日本と世界の平均寿命は2040年にどうなるか?(解説:有馬久富氏)-979 (2018/12/19掲載) 2017ACC/AHA高血圧GLの定義にすると、日本の高血圧者は何人増えるか?(解説:有馬久富氏)-902 (2018/08/16掲載) 減塩によるポピュレーション予防戦略の推進を!(解説:有馬久富氏)-840 (2018/04/17掲載) 完全禁煙のすすめ(解説:有馬 久富 氏)-812 (2018/02/16掲載) 中国における高血圧管理の現状から学ぶべきこと(解説:有馬久富氏)-771 (2017/11/28掲載) 日本人の健康寿命を延伸し健康格差を是正していくために期待されること(有馬久富氏)-714 (2017/08/21掲載) 高血圧家族歴を心血管病予防にどう生かすか?(解説:有馬 久富 氏)-695 (2017/07/05掲載) 世界および日本において喫煙対策は急務である(解説:有馬 久富 氏)-678 (2017/05/16掲載) ストレス対策は新たな循環器疾患の予防戦略となりうるか?(解説:有馬 久富 氏)-643 (2017/02/14掲載) INTERSTROKE研究:脳卒中はどこまで予防できるか?(解説:有馬 久富 氏)-583 (2016/08/25掲載) 世界における一過性脳虚血発作(TIA)の実態(解説:有馬 久富 氏)-558 (2016/07/04掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児がん、定期的な症状スクリーニングで苦痛な症状が改善/JAMA(2024/11/21) 米国民の幸福度、国内格差を人間開発指数で解析/Lancet(2024/11/21) エンパグリフロジン投与終了後もCKDの心・腎保護効果が持続、レガシー効果か?(解説:栗山哲氏)(2024/11/21) 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏)(2024/11/21) 肺動脈性肺高血圧症治療剤ユバンシ配合錠が発売/ヤンセン(2024/11/21) TN乳がんへのサシツズマブ ゴビテカン、販売開始/ギリアド(2024/11/21) ROS1陽性NSCLCへの新たな選択肢レポトレクチニブ、その特徴は?/BMS(2024/11/21) 低リスク肺塞栓症がん患者のVTE再発、リバーロキサバン18ヵ月vs. 6ヵ月(ONCO PE)/AHA2024(2024/11/21) 大腸がん検診、現時点では血液検査よりも大腸内視鏡検査が優れる(2024/11/21) うつ病に対するブレクスピプラゾール補助療法、安定後は継続または中止?(2024/11/21) [ あわせて読みたい ] 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.4(2016/06/07) フィーバー國松の不明熱コンサルト (2016/04/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断2(2016/02/07) Dr.林の笑劇的救急問答11<下巻> ショック編(2016/01/07) ナベちゃん先生のだれでも読める心エコー(2015/12/07) Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action! (2015/10/07) ナベちゃん先生のだれでも撮れる心エコー(2015/09/08) Dr.林の笑劇的救急問答11<上巻> 心臓以外の胸痛編(2015/09/07) HDLの質に注目した新たなアプローチ ―脂質異常症患者における高純度EPA製剤の投与意義―(2015/07/10)