新たな免疫チェックポイント阻害薬《私を食べて》-さまざまながん腫に対する有用性を示唆(解説:大田 雅嗣 氏)-961

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2018/11/29

本記事のコメンテーター

大田 雅嗣( おおた まさつぐ ) 氏

福島県立医科大学会津医療センター 血液内科学 教授

J-CLEAR推薦コメンテーター

NEJM誌11月1日号に「CD47 Blockade by Hu5F9-G4 and Rituximab in Non-Hodgkin’s Lymphoma.」のタイトルで論文が掲載された。スタンフォード大学のWeissmanらのグループの長年にわたる基礎研究が実を結び治療薬として脚光を浴びることとなった。CD47(インテグリン関連蛋白)はマクロファージ、樹状細胞などが介するphagocytosisの調節機能を担う蛋白で種々の細胞表面に発現している。CD47は免疫担当細胞の細胞表面膜の受容体の1…

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J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。