水素を含んだ水の脳神経疾患(パーキンソン病モデル)に対する飲用効果を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/02 パナソニック電工株式会社と九州大学大学院薬学研究院は9月29日、水素を含んだ水をあらかじめ飲用することにより、活性酸素が原因で起こると考えられているパーキンソン病等の脳神経疾患の予防と治療に有用である可能性を検証し、その結果を発表した。検証結果では、水素を含んだ水を飲用することにより、パーキンソン病で見られる黒質ドパミン神経細胞の脱落を有意に抑制し、比較的低濃度の水素濃度(0.08ppm)からその抑制効果が見られたとのこと。また脱落の原因とされる活性酸素によるDNA酸化損傷の抑制が確認されたという。これらから、活性酸素が原因で起こるパーキンソン病等の脳神経疾患の予防と治療に、水素を含んだ水を飲用することが有用であり、電解アルカリ水と同程度、またはそれ以下の濃度で、その効果が発現する可能性があることが確認されたとのこと。なお、今回の検証結果は、オンライン科学誌「PLoS ONE」2009年9月30日付(米国:太平洋標準時)に掲載される。詳細はプレスリリースへhttp://panasonic-denko.co.jp/corp/news/0909/0909-15.htm 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 新PCIデバイスbioadaptor、アウトカム改善の可能性/Lancet(2024/11/13) 市中肺炎の入院患者、経口抗菌薬単独での有効性(2024/11/13) 本邦初、がん患者の「気持ちのつらさ」のガイドライン/日本肺癌学会(2024/11/13) 乾癬への生物学的製剤、真菌感染症のリスクは?(2024/11/13) MCIの認知機能改善に、最適な運動とその量は?~ネットワークメタ解析(2024/11/13) 尿路上皮がん1次治療の更新は30年ぶり、ペムブロリズマブ+EV併用療法とは/MSD(2024/11/13) 米国成人の10人に6人は炎症誘発性の食生活(2024/11/13) 急性白血病の発症時点でさまざまな眼科所見が観察される(2024/11/13)