関節リウマチに伴う関節破壊の抑制などを効能とした「RoACTEMRA」の承認を欧州で申請 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/10/02 スイス・ロシュ社は9月30日、関節リウマチ(RA)患者の関節破壊の進行の抑制および身体機能の改善について、RoACTEMRAの適応拡大の承認申請を欧州医薬品庁に行ったことを発表した。RAにおける関節破壊は疾患の早期に始まることが多く、また不可逆的な障害に至る恐れがあるとのこと。このため、患者の関節の構造的損傷の予防は、RA治療の有効性を高めるために重要となるという。承認申請は、主要な臨床試験であるLITHE試験の2年データの肯定的な結果に基づいていたもの。試験結果は、RoACTEMRAとmethotrexate(MTX)の併用投与を受けた患者において、MTX単剤投与を受けた患者と比較して、2年目の関節破壊が統計学的に有意に少ないというものだったという。臨床効果は、骨浸食の進行および関節腔の狭窄に関するX線所見によって判定されたとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.chugai-pharm.co.jp/generalPortal/pages/detailTypeHeader.jsp;jsessionid=YHTPQFIWG3LTUCSSUIHSFEQ?documentId=doc_15817&lang=ja 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 脳出血既往AFに対する脳梗塞予防、DOACは有用か?/Lancet(2025/03/07) GLP-1受容体作動薬、自殺リスクと関連せず/BMJ(2025/03/07) 活動性ループス腎炎に対する新しいタイプの抗CD20抗体の治療効果(解説:浦信行氏)(2025/03/07) 抗PD-L1抗体薬、GLP-1薬などに重大な副作用追加/厚労省(2025/03/07) 新規作用機序の潰瘍性大腸炎治療薬オザニモド、その特徴は?/BMS(2025/03/07) 治療抵抗性強迫症に対するSSRI+ブレクスピプラゾールの有用性(2025/03/07) 硬膜外ステロイド注射は慢性腰痛に効果あり?(2025/03/07) 日本人の4人に1人がコロナ陰謀論を信じている!?(2025/03/07)