リピトール服用患者はシンバスタチン服用患者に比べて心血管疾患発症の可能性が低い 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/02/08 米国ファイザーは、米国マネージドケアの医療費請求に関する大規模なデータベースを用いた観察研究を行った結果、循環器疾患の既往がなく新規にスタチン製剤の服用を開始した患者について、リピトール(アトルバスタチンカルシウム)を服用した患者は、シンバスタチンを服用した患者に比べて心血管疾患、心臓発作または血管再建術(心臓手術の1種)発症の相対リスクが有意に低いことが明らかになった発表した。それによると、リピトール服用患者では心血管疾患の発症リスクが12%低かった。また副次的解析においても、リピトール服用患者はシンバスタチン服用患者に比べて、心臓発作の相対リスクと血管再建術の相対リスクがそれぞれ15%、12%低かった。但し、脳卒中または一過性脳虚血発作に関しては2群間で有意差は認められなかった。詳細はプレスリリースへhttp://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2008/2008_01_30.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] MI後のスピロノラクトンの日常的使用は有益か?/NEJM(2024/11/29) チルゼパチドのHFpEFを有する肥満患者への有効性/NEJM(2024/11/29) 今、肺静脈隔離にシャム試験?(解説:高月誠司氏)(2024/11/29) 患者はどう考えている?前立腺がんの治療選択/AZ(2024/11/29) 高齢者が健康長寿でいられるBMIは22.5~23.5/早大ほか(2024/11/29) セマグルチド2.4mg、MASHで有意な改善示す(ESSENCE)/ノボ ノルディスク(2024/11/29) 鼻腔ぬぐい液検査でCOVID-19の重症度を予測できる?(2024/11/29) コロナ禍を経て高知県民の飲酒行動が変わった?(2024/11/29) 双極症I型に対するアリピプラゾール月1回投与〜52週間ランダム化試験の事後分析(2024/11/29)