トファシチニブに関するデータ、米国リウマチ学会で発表へ 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2012/09/27 米・ファイザー社は17日、中等度から重度の活動性関節リウマチ(RA)の成人患者に対して開発中の経口JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害剤であるトファシチニブについて、11月9日から14日までワシントンD.C.で開催される2012年米国リウマチ学会(ACR)、リウマチ専門医協会(ARHP)年次会議にて14の演題が発表される予定であることを発表した。日本法人であるファイザー株式会社が21日に報告した。 トファシチニブは現在、中等度から重度の活動性関節リウマチの治療薬として、米国、ヨーロッパ、日本を含む各国の関係当局によって審査中である。FDAは予想される処方薬ユーザーフィー法(PDUFA)に基づく期限日を2012年11月21日と指定した。承認された場合、トファシチニブは、JAK阻害剤と呼ばれる新しい作用機序をもった初めての経口疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)となる。 第III相ORAL Start試験およびORAL Scan試験に関して発表予定の結果および最長48カ月間の長期的な安全性および有効性データが3演題発表されるほか、関節破壊の進展防止、寛解率、患者報告によるアウトカム、用量を含むトファシチニブの追加の有効性および安全性データも11演題発表される。 詳細はプレスリリースへ http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2012/2012_09_21.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 糞便中ヘリコバクター・ピロリ抗原検査、胃がん予防に有効か/JAMA(2024/10/18) 転移を有する去勢抵抗性前立腺がん、ルテチウム-177の最終解析結果(PSMAfore)/Lancet(2024/10/18) 潰瘍性大腸炎に対する抗TL1Aモノクローナル抗体tulisokibartの第II相試験(解説:上村直実氏)(2024/10/18) 高齢者の心不全救急搬送、気温低下の1~2日後に注意/日本心不全学会(2024/10/18) 食事の質や睡眠時間が抑うつ症状に及ぼす影響(2024/10/18) 手術なしで白内障の治療が可能に? (2024/10/18) ウイルスを寄せ付けない鼻スプレーを開発(2024/10/18) 高血圧、脂質異常症、糖尿病で服薬遵守率が高い疾患は?(2024/10/18)