『大腸癌取扱い規約』が改訂。大腸癌研究会にて発表

提供元:ケアネット

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公開日:2013/07/04

 

 『大腸癌取扱い規約』が改訂され7月5日(金)に大阪で開催される「第79回 大腸癌研究会」(世話人: 奥野清隆氏〔近畿大学医学部外科学〕)にて発表される。

 今回の改訂(第8版)では、TNM分類や胃癌取扱い規約との整合性を図ることを基本理念に全面改訂を行った。

 具体的には、術前治療後や再発癌の所見、大腸の区分、壁深達度、リンパ節構造を伴わない壁外非連続性癌進展病巣の取扱い、遠隔転移、進行度分類、癌遺残、根治度、組織型、簇出、浸潤距離の測定法、神経侵襲、薬物治療・放射線治療の効果判定などに大腸癌研究会の研究成果を中心とした最新の臨床知見を取り入れるとともに、臨床・組織図譜も刷新した。

 書籍は、第79回 大腸癌研究会で先行発売される。全国の書店、アマゾンでは7月10日以降に発売される予定。定価は3,990円(本体3,800円+税5%)。

詳しくは、金原出版まで