NPO法人日本血管映像化研究機構は、2019年4月26日(金)・27日(土)に第13回Transcatheter Imaging Forum (TCIF2019)を開催する。本会は当初より、種々の画像診断技術を用いて、動脈硬化性疾患の評価をライブ中継画像を交えながら真摯に議論する集まりとして開催されてきた。近年は、改良された血流維持型血管内視鏡によって観察される大動脈内腔、自然破綻を繰り返す動脈硬化性粥腫(プラーク)に注目し、その診断、病態、治療に関する種々の検討を積み重ねている。
今回は、大阪暁明館病院心臓血管センターから、血流維持型血管内視鏡を用い、上行大動脈から末梢動脈までを観察する症例をライブ中継し、大動脈内腔で起きている病的現象を観察し、共に考え、検討することが企画されている。ことに大動脈内面の微細病変、動脈硬化性粥腫と繰り返し起こっている粥腫(プラーク)破綻、さらに破綻部から放出される多彩な物質が末梢臓器に与える影響を中心に議論を交わしたいと考えている。大動脈内で大量に浮遊し、末梢へと飛散する物質(Debris)が長い時間を経て、老化と密接に関連するであろうとの仮説の下に、本年のテーマは「血管内視鏡がひも解く老化のメカニズム~人は大動脈と共に老いる~」とされている。すべての診療科を超えて老化のメカニズムに迫れるものと考えている。
【日程】
2019年4月26日(金)・27日(土)
【会場】
大阪国際会議場
グランキューブ大阪12階 特別会議場
大阪市北区中之島5丁目3-51
【中継施設】
大阪暁明館病院
【テーマ】
血管内視鏡がひも解く老化のメカニズム~人は大動脈と共に老いる~
【参加費】
日本血管映像化研究機構の個人正会員:無料(年会費1万円)
非会員:15,000円
【主催】
NPO法人日本血管映像化研究機構
〒550-0005 大阪市西区西本町1丁目8番2号 三晃ビル5階
TEL:06-4391-0111
http://npo-jviro.com
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(ケアネット)