アテゾリズマブのNSCLCアジュバント、適応申請へ/中外

提供元:ケアネット

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公開日:2021/07/14

 

 中外製薬は、2021年7月6日、抗PD-L1抗体アテゾリズマブ(製品名:テセントリク)の非小細胞肺がん(NSCLC)術後補助療法に対する製造販売承認申請を厚生労働省に行った。

 今回の承認申請は、NSCLCの術後補助療法に対する第III相臨床試験IMpower010の成績に基づいている。同試験では、PD-L1発現(TPS)1%以上のII期~IIIA期の手術および化学療法後のNSCLCにおいて、best supportive careと比較して、テセントリク治療が無病生存期間を34%低下させた(ハザード比:0.66、95%信頼区間:0.50~0.88)。テセントリクの安全性は、これまでに認められている安全性プロファイルと同様であり、新たな安全性上の懸念は示されなかった。

(ケアネット 細田 雅之)

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