エンホルツマブ ベドチン+ぺムブロリズマブの尿路上皮がん1次治療が良好な結果示す(EV-103)/アステラス

提供元:ケアネット

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公開日:2022/08/01

 

 アステラスは、Seagenと共同で開発を進めている抗体-薬物複合体(ADC)であるエンホルツマブ ベドチン(一般名:パドセブ)について、第Ib/II相EV-103試験(KEYNOTE-869試験)のコホートKで良好なトップライン結果が得られたと発表した。

 EV-103試験コホートKは、切除不能な局所進行性または転移のある尿路上皮がんで、シスプラチン不適応の患者における1次治療として、エンホルツマブ ベドチン単剤とペムブロリズマブ併用を評価する無作為化試験。

 コホートKの主要評価項目である盲検下独立中央評価(BICR)の客観的奏効率(ORR)は、併用群で64.5%(95%信頼区間[CI]:52.7~75.1)であった。BICR評価の奏効期間中央値は未到達であった。有効性および安全性は、全体としてEV-103試験での既知のものと一致していた。試験結果は今後開催される学会で発表する予定である。

(ケアネット 細田 雅之)

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