PEACE Studyの論文 THE LANCET「Paper of the year 2008」に選出される 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/02/03 株式会社キョーリンは1月29日、子会社の杏林製薬株式会社が販売しているムコダインに関する臨床試験「PEACE Study」の論文が、THE LANCET「Paper of the year 2008」に選出されたと発表した。PEACE Studyは、2005年4月から2006年10月に実施されたムコダインのCOPD患者に対する急性増悪抑制効果を検証する臨床試験で、日本および中国において実施された。その結果、ムコダインはCOPDの急性増悪の抑制効果を示すことが検証され、また患者のQOLも改善することが認められたという。中国における結果はJin-Ping-Zheng氏らによって論文化され、THE LANCETへ2008年6月に掲載された。Paper of the year 2008は、2008年に発表された論文の中で実際の臨床現場にインパクトを与える内容を選考基準として、THE LANCETの編集委員によって6報がまずノミネートされ、その後、編集委員および読者によるインターネットでの投票で決まる。その結果、PEACE Studyの論文がベスト3報に選ばれ、読者による投票で第1位になったとのこと。詳細はプレスリリースへhttp://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs/090129.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)