勤務医の健康の現状と支援のあり方について 日医がアンケート調査実施へ

提供元:ケアネット

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公開日:2009/02/16

 



日本医師会は、2008年4月に発足した「勤務医の健康支援に関するプロジェクト委員会(委員長:保坂 隆 東海大学医学部教授)」が、わが国の勤務医1万人を対象に調査を行うことを発表した。

調査期間は2009年2月20日から3月6日。調査は、日本医師会に所属し、勤務医としての登録のある約7万5,000人からランダムに抽出された1万人の勤務医に郵送にて行われる。なお、回答は無記名。

質問内容は、現在の就業環境、自身の生活習慣、勤務医の健康支援のために必要な行動などについて。この調査を基に、平成21年度以降に日本医師会としても具体的な施策を実現することを目指すという。

同委員会は、勤務医が過重労働やさまざまなストレスを抱えるなかで、勤務医の心身の健康を幅広くサポートする対策を検討し、その実現を図ることを目的として発足されたもの。

委員長の保坂隆先生は「勤務医全体の喫緊のテーマである。この調査結果を基にして、現実的なサポート体制作りを提言していきたいと思っている。勤務医の先生方はお忙しいとは思うが、短時間で済むアンケートなので、ぜひ回答をお願いしたい」と述べている。