心房細動におけるMultaqに関するATHENAスタディの結果がNEJMに掲載される

提供元:ケアネット

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公開日:2009/02/16

 


サノフィ・アベンティス株式会社は12日、ATHENAスタディの結果がNew England Journal of Medicine(NEJM)に掲載されたことを発表した。
試験では、心房細動または心房粗動の患者、またこれらの病気を最近発症した患者において、Multaq(一般名:dronedarone)を標準的治療と併用すると、心血管系の理由による初回入院または死亡のリスクが24%有意に減少する(プラセボ群では39.4%に対してMultaq群では31.9%、p<0.001)ことが明らかになったという。

心房細動は、米国では不整脈による入院の主要原因となっており、心房細動による入院も2~3倍に急増しているという。また、ヨーロッパでは不整脈による入院の3分の1を占めている。

詳細はプレスリリースへ(PDF)
http://www.sanofi-aventis.co.jp/live/jp/medias/3BD88169-A4B4-4ABC-B489-D025F0F5ED13.pdf