過活動膀胱治療薬「HOB-294」の国内第II相臨床試験で症状の改善を確認 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2009/08/10 久光製薬株式会社は6日、同社が開発中の過活動膀胱治療薬HOB-294(オキシブチニン塩酸塩 経皮吸収型製剤)の国内第II相臨床試験の結果を発表した。HOB-294 は、尿意切迫感や頻尿などの症状を有する「過活動膀胱」の治療を目的としたオキシブチニン塩酸塩を含有する経皮吸収型製剤。今回実施した第II相臨床試験は、過活動膀胱患者を対象に8週間にわたりプラセボと比較した二重盲検比較試験。対象患者にプラセボまたはHOB-294を1日1回投与し、症状の改善を主要評価項目とした。データ解析の結果、HOB-294の用量-反応を確認するとともに、有効性に関して主要評価項目でプラセボ投与群との間に統計学的有意差をもって改善を認めることができたという。さらに、安全性に関して重篤な有害事象は認められなかったとのこと。詳細はプレスリリースへ(PDF)http://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/HOB_090806.pdf 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)