インフルエンザA 型(H1N1)ワクチンPanenzaおよびHumenzaの単回接種による十分な免疫応答を確認 仏サノフィ・アベンティス社は8日(現地時間)、サノフィ・アベンティスグループ(EURONEXT:SANおよびNYSE:SNY)のワクチン事業部門であるサノフィパスツールが同日、ヨーロッパで実施された臨床試験結果について、2009年新型インフルエンザA型(H1N1)単価ワクチンであるPanenza(抗原量15μg、アジュバント非含有)またはHumenza(抗原量3.8μg、アジュバント含有)が小児(3歳以上)、および成人において、単回接種で十分な免疫応答が誘導されることを発表したと公表した。
プラミペキソール徐放性製剤(パーキンソン病治療剤) を欧州委員会が承認 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムは14日(現地時間)、同社の開発した1日1回投与のプラミペキソール徐放性製剤が、EU(欧州連合)/EEA(欧州経済地域)全加盟国において、早期から進行期に及ぶ、あらゆる病期のパーキンソン病を適応として、販売承認を取得したと発表した。この承認は、既存の1日3回投与のビ・シフロールと同様の高い臨床上の有効性と安全性が確認された臨床試験成績に基づくもの。
7割が薬の服用を勝手に中断-くすりの服用に関する実態調査 くすりの適正使用協議会が行った「くすりの服用に関する実態調査」(全国の小・中学生の子供を持つ25~59歳の保護者600名を対象)によると、保護者は子供のくすりの服用を確認する意識が極めて高いにも関わらず、自身のくすりの服用は、正しい知識と理解のもとに行われていない実態がわかったという。
がん患者向け情報は適切か?充分か? 今年度癌治療学会ランチョンセミナーにて議論 財団法人パブリックヘルスリサーチセンターJPOP委員会は、NPO法人日本臨床研究者支援ユニット、国立がんセンターがん対策情報センターとの共催で「がん患者向け情報は適切か、充分か? ―より良い患者・医療者関係のためのコミュニケーションを目指して―」と題し、本年度癌治療学会にてランチョンセミナーを開催。がんの患者に向けての情報提供のあり方について取り上げる。
米国iPhone、「新型インフル」発生を示すアプリ iPhoneには数多くの医療関連のアプリが提供されているが、その中には新型インフルエンザなどの伝染病の発生状況をリアルタイムで知ることができるアプリケーション「Outbreaks Near Me」がある。
iPhoneユーザーの6割が有料アプリを1か月に1回以上ダウンロード 9月末に米アップルのApp Storeのダウンロード数が20億本を突破したが、IMJモバイルのiPhone/iPod touchユーザーを対象とした調査によると、iPhoneユーザーの約8割がiPhoneでサイト閲覧をしており、また約3割のユーザーがサイト閲覧機能を最も利用していることがわかった。さらに、ihone/iPod touchユーザーの9割がアプリをダウンロードした経験があり、そのうち6割のユーザーが有料アプリをダウンロードしているという。なかでも人気が高いのはゲームで、有料・無料いずれも全ジャンルで最も多くの人がダウンロードしているとのこと。
調剤作業の効率化を図る薬剤ピッキングサポートシステム「TABLET-PICKER」発売 セイコーインスツル株式会社は9日、調剤薬局での薬剤のピッキング作業をサポートする「TABLET-PICKER(タブレット‐ピッカー)」を開発し、10月中旬より予約受付を開始すると発表した。
医療用テープ剤初の大判サイズ 「ヤクバンテープ60mg」新発売 科研製薬株式会社と田辺三菱製薬株式会社は13日、株式会社トクホンが製造販売承認を取得した非ステロイド性経皮吸収型鎮痛消炎プラスター剤「ヤクバンテープ60mg」(一般名:フルルビプロフェン)を、薬価基準収載の後、12月上旬より発売予定と発表した。
クリニック向け小型デジタルX線画像診断システム「FCR PRIMA」など発売 富士フイルム株式会社は14日、クリニック向けの小型デジタルX線画像診断システムFCRの新たなラインアップとして、高品質な普及モデルの「FCR PRIMA(プリマ)」と、簡単な操作でFCR PRIMAを制御する多機能ワークステーション「C@RNACORE Station(カルナコア・ステーション)」を、富士フイルムメディカル株式会社を通じ、発売を開始した。
新型インフルエンザワクチン「CELVAPAN(H1N1株)」欧州委員会の承認取得 米バクスターインターナショナルインクは7日(現地時間)、ヴェロ細胞培養由来の新型インフルエンザワクチン「CELVAPAN(H1N1株)」について、欧州委員会(European Commission)より製造販売承認を取得したことを発表した。13日に日本法人を通じて報告した。CELVAPANは、欧州連合(EU)において製造販売承認を取得した、初のアジュバント非添加の細胞培養による新型インフルエンザワクチン。
糞便中ノロウイルス抗原検出用試薬「イムノサーチNV」リニューアル発売 森永乳業株式会社は13日、糞便中のノロウイルス抗原を簡単・迅速に検出できる研究用試薬「イムノサーチNV」を10月16日よりリニューアル発売すると発表した。
緑内障による視野の欠けは、クロックチャートを回してチェック! ファイザー株式会社は10月18日より、日本人の40歳以上の20人に1人が罹患しているといわれる緑内障の啓発活動として、その主な症状である視野欠損のチェックツール「クロックチャート」を新聞展開すると発表した。「クロックチャート」は、近畿大学医学部眼科学教室教授 松本長太氏により開発されたもので、真ん中の赤い点を片眼で見つめたままチャートを回し、周りの生き物が消えるかどうかで視野の欠けをチェックする。
60歳以上男女の9割以上が骨粗鬆症を理解しているにもかかわらず、検査を受けたことがない人が6割 万有製薬株式会社は9日、臨床内科医と骨粗鬆症のハイリスク群である60歳以上男女を対象に実施した、骨粗鬆症に関する意識調査の結果を発表した。
秋から冬にかけて、あなたは旅行に行きますか? 『新型インフルエンザと旅行』に関するアンケート調査結果より 株式会社アップルワールドは8日、同社が運営するサイト『アップルワールド.com』にて「新型インフルエンザの旅行への影響」というテーマでユーザーに対して行ったアンケート調査の結果を発表した。「予防をしっかりしていつも通り行く」と答えた人が74%、1割が会社・学校から自粛・禁止指示を受けていた。
携帯電話向け健康管理サービス「リフラ」の提供開始 ソフトバンクリブラ株式会社は、リフレッシュ&リラックスをコンセプトに、携帯電話を使って食事摂取カロリーや体重・体脂肪の記録、24時間365日対応の電話健康相談などが簡単にできる新サービス「リフラ」の提供を10月8日より開始した。これにより、テレコムサービス株式会社およびその代理店が運営する全国約1,000店舗のソフトバンク携帯取扱店(専売店・併売店含む)において、「リフラ」の会員登録の受付を開始するという。
インフルエンザに関する危機意識 「外は危険、家は安心?」意識の境界線は“玄関”だった! ダイキン工業株式会社が行ったアンケート調査「インフルエンザに関する危機意識」によると、インフルエンザ流行時でも、自宅の空気が安全だと思う人は約7割にものぼることがわかった。さらに、マスクを外す場所は、「家の中に入る時」(44.0%)と、「家の玄関先で」(31.7%)を合わせて75.7%を記録するなど、ウイルス感染に対する意識として、「家の中は安全」「家の外は危険」といった意識の差が表れた。
三和化学研究所と富士薬品が高尿酸血症・痛風治療薬「FYX-051」に関するライセンス契約を締結 株式会社三和化学研究所は8日、株式会社富士薬品と、高尿酸血症・痛風治療薬「FYX-051」について、日本国内での共同開発・商業化に係るライセンス契約を締結したと発表した。