新型インフルエンザ 小さな子どもを持つ母親世代は危機意識が高く、若年層では危機意識が低い傾向に 株式会社インテージは16日、特定非営利活動法人疾患啓発推進センターと共同で、全国的な流行期に突入(厚生労働省発表)した新型インフルエンザに関して、生活者10万人に行った『新型インフルエンザに関する意識と対策』アンケート調査結果を発表した。
FDA諮問委員会が子宮頸がん予防ワクチン「Cervarix」の承認を勧告 グラクソ・スミスクライン株式会社は16日、グラクソ・スミスクラインplc(本社:ロンドン、以下GSK)が、米国食品医薬品局(FDA)のワクチンならびに関連生物製剤に関する諮問委員会(VRBPAC)における投票の結果、GSKの子宮頸がん予防ワクチン「Cervarix」について、その有効性・安全性を支持する結果が得られたと発表した(有効性:賛成12、反対1、安全性:賛成11、反対1)。
H1N1新型インフルエンザワクチンの治験開始 ノバルティス ファーマ株式会社は、16日より日本国内で、H1N1新型インフルエンザワクチン(海外での製品名:Celtura)の治験(臨床試験)を自主的に開始したと発表した。この治験が、同社の治験用H1N1新型インフルエンザワクチンとしては、日本で初めての接種となる。16日に鹿児島市内の医療機関で100人の成人を対象に本ワクチンの接種を開始し、18日から大阪市内の医療機関で、残り100人の成人への接種が開始される予定だという。
抗悪性腫瘍剤「イムシスト膀注用81mg」販売移管 サノフィ・アベンティスの単独販売へ サノフィ・アベンティス株式会社と日本化薬株式会社は15日、日本化薬が製造販売承認を有している抗悪性腫瘍剤「イムシスト 膀注用81mg」[一般名:乾燥BCG 膀胱内用(コンノート株)]を2009年11月30日付で、サノフィ・アベンティスに販売移管すると発表した。これにより、2009年12月1日からサノフィ・アベンティスが単独で販売を行うことになる。
導出品 QVA149 第II相臨床試験結果を発表 そーせいグループ株式会社は16日、同社およびベクチュラ・グループ・ピーエルシー(英国)の共同開発・導出品QVA149(適応:慢性閉塞性肺疾患、以下「COPD」)について、有効性評価試験、安全性および忍容性試験の2つの第II相臨床試験の結果を、ウィーン(オーストリア)で開催中の欧州呼吸器学会(EuropeanRespiratory Society)において発表したと報告した。
GARDASIL FDAが男性への使用承認を推奨 Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A. は、米国食品医薬品局(FDA)ワクチンおよび関連生物製剤諮問委員会が、少年・成人男性に対するGARDASILの使用承認を推奨したと発表した。子会社である万有製薬株式会社が16日に報告した。
妊娠中の胎盤に影響大の小胞体ストレス応答機能を発見 独立行政法人理化学研究所と独立行政法人科学技術振興機構、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学は15日、難病との関連性が指摘されている、小胞体ストレスの軽減にかかわる分子の1つである「IRE1α」が、妊娠中の胎盤で胎児の生死を左右する重要な機能を持つことを世界で初めて発見したと発表した。
ストリーマ放電技術が新型インフルエンザウイルスに効果 ダイキン工業株式会社は15日、ベトナム国立衛生疫学研究所のレ・ティ・クイン・マイ博士との共同研究により、強力な酸化分解力を持つという同社のストリーマ放電技術が、現在世界中で猛威を振るっている「新型インフルエンザウイルス:A型 H1N1」を4時間で100%分解・除去することを実証したと発表した。
HIV感染患者における、S/GSK1265744の安全性について 塩野義製薬株式会社は15日、米国SHIONOGI-GlaxoSmithKline Pharmaceuticals、LLCを通じて開発中の次世代インテグレース阻害薬「S/GSK1265744(塩野義製薬 開発番号:S-265744)」について、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催されている第49回Annual Interscience Conference on Antimicrobial Agents and Chemotherapy(ICAAC)において第1相および前期第2相臨床試験結果を公表した。試験では、S/GSK1265744は、HIV感染患者を対象とした試験においてウイルス量の有意な減少および、健常人およびHIV感染患者における良好な体内動態と短期間における安全性を示したという。
悩んだら電話相談を! 「勤務医110番」-医師の労働相談ホットライン- 9月27日に開催 全国医師ユニオンは、9月27日に「勤務医110番」-医師の労働相談ホットライン-と題した、電話による医師の労働相談を行う。
『特発性正常圧水頭症(iNPH)』有病率に関する分析調査 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカルカンパニーは14日、『特発性正常圧水頭症(iNPH)』(以下『iNPH』)の有病率に関する分析調査を2009年8月に実施し、その結果、これまでに想定していた罹患者数を大幅に超えた約31万人の可能性があることがわかったと発表した。
がん疼痛治療用散剤「オキノーム散0.5% 2g(10mg/包)」を追加発売 塩野義製薬株式会社は、がん疼痛治療用散剤「オキノーム 散0.5% 2g(10mg/包)」(一般名:オキシコドン塩酸塩水和物)を、11日付けで日本国内において追加発売したと発表した。
食べながら飲むと酔いがまわりにくい? アサヒビール株式会社は14日、同社の「食の基盤技術研究所」が、日本医科大学・法医学教室との共同研究により、飲酒時に食事を摂取することでアルコールがもたらす種々の生理的影響を緩和できること、また、焼酎とビールを試験に用いることで、飲む酒類によってその生理的影響が異なることを明らかにしたと発表した。
外来患者向け、待合時間PHSレンタルサービスを提供開始 株式会社ウィルコムと株式会社富士通ビー・エス・シーは14日、ウィルコムのPHSを利用した「外来患者呼び出しシステム」を共同開発し、全国の医療機関向けに販売を開始したと発表した。
吸入ステロイド喘息治療剤 アズマネックス ツイストヘラー新発売 シェリング・プラウ株式会社は14日、吸入ステロイド喘息治療剤「アズマネックス ツイストヘラー 100μg 60吸入」(Asmanex Twisthaler)(一般名:モメタゾンフランカルボン酸エステル吸入用散剤)を新発売した。
抗生物質テラバンシン、米国で承認取得 アステラス製薬株式会社は14日、米国テラバンス社より導入し、同社が米国において申請していた抗生物質「VIBATIV(一般名:テラバンシン)」に関し、9月11日(現地時間)に「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)およびメチシリン感受性黄色ブドウ球菌(MSSA)を含むグラム陽性菌に起因する複雑性皮膚・軟部組織感染症(cSSSI)」の適応症について米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。
「フルバスタチン徐放製剤」血管手術後の心疾患転帰を改善 スイス・ノバルティス社は3日、「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(New England Journal of Medicine)」に掲載されたDECREASE (Dutch Echocardiographic Cardiac Risk Evaluation Applying Stress Echocardiography)III試験の結果によると、周術期にフルバスタチン徐放製剤(海外での製品名:Lescol XL)を投与し血管手術を行った患者において、術後30日以内の術後心疾患の転帰がプラセボ群に比べ有意に改善したことが示されたと発表した。
前立腺がん治療薬TAK-700の臨床第2相試験開始 武田薬品工業株式会社は11日、同社子会社であるMillennium Pharmaceuticals, Inc.(米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、以下「ミレニアム社」)が、武田薬品が開発を進めている前立腺がん治療薬TAK-700について、進行性前立腺がん患者を対象とした臨床第1/2相試験における第2相部分を開始したと発表した。
GSK「リレンザ」の今季の供給量を決定 グラクソ・スミスクライン株式会社は11日、抗インフルエンザウイルス薬「リレンザ」(一般名:ザナミビル水和物)について、新型インフルエンザの感染拡大に伴い、今季(2009年9月から2010年3月まで)の供給量を1,350万人分と発表した。また、今後の流行状況に応じては、さらなる追加供給も検討するという。