エベロリムス、EUで進行性腎細胞がんの治療薬として承認勧告を取得 ノバルティス ファーマ株式会社は5月29日、欧州連合(EU)における進行性腎細胞がんの治療薬としてのエベロリムス(欧州での予定製品名「Afinitor」)錠の承認を支持する肯定的な意見をヒト用医薬品委員会(CHMP:Committee for Medicinal Products for Human Use)から取得したと発表した。
ロシュ・ダイアグノスティックス、研究用の新型インフルエンザウイルス検出用試薬を発売 ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社は2日、インフルエンザウイルスの中のA型/H1N1ウイルスを選択的に同定する検査試薬「インフルエンザA型/H1N1ウイルス検出用試薬」を研究用として発売した。
ONO-4538/MDX-1106のがん患者を対象とした第I相臨床試験成績が発表される 小野薬品工業株式会社は2日、完全ヒト型抗PD-1抗体「ONO-4538/MDX-1106」についてがん患者を対象とした第I相単回および反復投与試験の成績を発表した。
進行性消化管間質腫瘍の二次選択薬に 英国NICEがスーテントの償還を推奨 米国ファイザー社は、英国の国立臨床研究所(NICE: National Institute for Health and Clinical Excellence)が最終評価書(FAD: final appraisal document)を発行して「スーテント」(一般名:スニチニブリンゴ酸塩)を進行性の消化管間質腫瘍(GIST: gastrointestinal stromal tumor)の患者を治療するための二次選択薬として償還対象とするよう推奨されたことを発表した。
低用量アスピリン起因性消化管障害の予防に、ガスターが有効-米国消化器病学会にて発表・“FAMOUS試験”- アステラス製薬株式会社は2日、5月30日から6月4日まで米国・シカゴにて開催されている米国消化器病学会(American Gastroenterology Association:AGA)にて、低用量アスピリン起因性消化管障害の予防にH2受容体拮抗剤「ガスター」(一般名:ファモチジン)が有効であるという試験「FAMOUS」の結果を発表したと報告した。
ストレスからくる胃腸の不具合に対応したOTC医薬品「ストレージ」シリーズ発売 武田薬品工業株式会社は17日、ストレスからくる胃腸の不具合に対応したOTC医薬品「ストレージタイプH」「ストレージタイプI」「ストレージタイプG」を新発売する。
米国にて、免疫抑制剤プログラフの添付文書変更 アステラス製薬株式会社は5月29日、免疫抑制剤「プログラフ」(一般名:タクロリムス)に関し、当社の米国子会社アステラス ファーマUS, Inc.(本社:米国イリノイ州ディアフィールド)が2006年2月に申請していた「腎臓移植における拒絶反応の抑制でのミコフェノール酸モフェチル(MMF)との併用療法」の添付文書変更について、5月19日(現地時間)に米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。
腎動脈専用ステント「PALMAZ Genesis」新発売 ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーは1日より、腎動脈狭窄症に対する治療法の一つである腎動脈ステント留置術に使用される腎動脈専用ステント「PALMAZ Genesis」(販売名:腎動脈用パルマッツ ジェネシス)を発売した。
“血液のいらない”血液型検査キットが新発売 比較.com株式会社の子会社である株式会社ヒメナ・アンド・カンパニーは、遺伝子の一部を解析することによりABO式血液型を判別できる検査キットを、5月28日より発売した。
“アラフォー主婦”半数が2年以上「目の検査」を受けず ファイザー株式会社が1月に行った、アラフォー世代と呼ばれる40歳前後の女性を対象に、「緑内障」の認知度、および目の健康や目の病気についての意識調査によると、 “アラフォー主婦”の半数が2年以上「目の検査」を受けていないことがわかった。「緑内障」は、40歳以上の日本人の20人に1人が罹患しているといわれ、中途失明原因の第1位でもある。
高額化する医療費の見直しに ウェブコンテンツ「高額療養費制度お助けガイド」開設 アストラゼネカ株式会社は25日、医療の進展に伴い高額化する医療費負担で悩む患者が増えていることを受けて、高額療養費制度に関する情報を提供するウェブコンテンツ「高額療養費制度お助けガイド」(http://www.az-oncology.jp/guide/index.html )を同社の運営するウェブサイト『がんになっても』内に開設したと発表した。
リラグルチドの血糖降下作用、膵β細胞機能の改善、体重増加抑制が明らかに ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は26日、第52回日本糖尿病学会年次学術集会(23日)において、新規2型糖尿病治療薬ヒトGLP-1アナログ製剤リラグルチドの2つの第3相試験の結果を発表し、両試験により、日本人2型糖尿病患者に対するリラグルチドの優れた血糖降下作用、体重増加抑制効果、膵β細胞機能の改善が示され、リラグルチドが現在の糖尿病治療の問題点を解決しうる新薬になる可能性が示されたと報告した。
厚労省が「新型インフルエンザに関する診療報酬の取扱い」で事務連絡 厚生労働省は26日付けで、「新型インフルエンザに関連する診療報酬の取扱いについて」と題した事務連絡を各都道府県に発出した。先に22日付けで出した「ファクシミリ等による抗インフルエンザウイルス薬等の処方せんの取扱いについて」に関連する診療報酬の取扱いをまとめたもの。詳細は厚労省ホームページへ。http://www-bm.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/hourei.html
武田薬品がノバルティスからHibワクチンを導入へ 武田薬品工業株式会社は26日、スイス・ノバルティス社と、インフルエンザ菌b型(以下、「Hib」)による感染症の予防を目的としたワクチン(以下、Hibワクチン)の導入に関する契約を締結したと発表した。
【医師限定記事】半数の医師が病院側・開業医側の両方の診療報酬引き上げを望む 次の診療報酬改定では開業医の再診料の引き下げが焦点になりそうだが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケートによると、半数の医師が病院側・開業医側の両方の診療報酬引き上げを望んでいる。
【医師限定記事】7割の医師が当直を時間外労働として認められていない 先日、医師の当直を時間外労働と認める裁判が話題を集めたが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」にて行ったアンケートによると、7割の医師が当直を時間外労働として認められていないと回答している。
禁煙成功の達成感は、フルマラソン完走に似ている!? 禁煙に成功した達成感のイメージは、「トレーニングの末、フルマラソン完走」「初めての富士山登頂達成」など、努力が実るイメージを重ねる人が多いという。また、成功の喜びをあらわす漢字二文字の熟語(自由回答)では「達成」「開放・解放」「爽快」など、禁煙達成の喜びだけでなく、常に喫煙場所を探さなければいけない等の喫煙習慣からの解放を感じていることが結果からわかった。
QAB149がCOPD患者の呼吸機能を改善する ノバルティス ファーマ株式会社は26日、3つの重要な第III相臨床試験の結果によると、スイス本社が開発中の気管支拡張薬であるQAB149(一般名:indacaterol)は慢性閉塞性肺疾患(COPD: Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の患者において、臨床的に意味のある呼吸機能の改善が投与5分以内に認められ、しかも24時間持続することが明らかになったと発表した。