QAB149がCOPD患者の呼吸機能を改善する ノバルティス ファーマ株式会社は26日、3つの重要な第III相臨床試験の結果によると、スイス本社が開発中の気管支拡張薬であるQAB149(一般名:indacaterol)は慢性閉塞性肺疾患(COPD: Chronic Obstructive Pulmonary Disease)の患者において、臨床的に意味のある呼吸機能の改善が投与5分以内に認められ、しかも24時間持続することが明らかになったと発表した。
関節リウマチ患者の関節破壊の予防と身体機能の改善にアクテムラが有効 中外製薬株式会社は25日、スイス・ロシュ社が行ったLITHE試験の新しい2年間のデータからACTEMRA(トシリズマブ、欧州販売名:RoACTEMRA)が、関節の構造的損傷の抑制と高い寛解率の維持に引き続き有効であると発表した。関節リウマチ(RA)患者の関節の構造的損傷の予防は、RA治療の有効性を図る重要な指標となる。
米国で初めての経口選択的バソプレシンV2受容体拮抗剤SAMSCA FDAより承認取得 大塚製薬株式会社は22日、米国で初めての経口選択的バソプレシンV2受容体拮抗剤「SAMSCA」(日本語表記:サムスカ、一般名/一般名英語表記:トルバプタン/tolvaptan)について、低ナトリウム血症(心不全、肝硬変、および抗利尿ホルモン不適合分泌症候群:SIADH)の適応症で、FDA(米国食品医薬品局) より5月19日(米国東部時間)に承認を取得したと発表した。
ヘモグロビンA1cを微量全血で測定できる測定機器「A1c GEAR K」、専用試薬「メディダスHbA1c K」が新発売 協和メデックス株式会社は21日、株式会社サカエが製造販売元であるグリコヘモグロビン分析装置『A1c GEAR(ギア) K』と専用試薬『メディダスHbA1c K』を6月11日に新発売すると発表した。
バリキサに臓器移植と悪性腫瘍におけるサイトメガロウイルス感染症への効能・効果追加承認 田辺三菱製薬株式会社は21日、抗サイトメガロウイルス化学療法剤「バリキサ錠450mg(一般名:バルガンシクロビル塩酸塩)」について、5月20日付で効能・効果の追加に係る承認事項一部変更承認を取得し、これまでの「後天性免疫不全症候群(エイズ)患者におけるサイトメガロウイルス網膜炎の治療」から、「後天性免疫不全症候群、臓器移植(造血幹細胞移植も含む)、および悪性腫瘍におけるサイトメガロウイルス感染症」の効能・効果となったと発表した。
日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」を掲示 日本感染症学会から下記の緊急提言が同学会のホームページに掲載されました。 日本感染症学会緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」http://www.kansensho.or.jp/
ホクナリンテープにスピリーバへの追加効果が実証される マルホ株式会社とアボット ジャパン株式会社は20日、ホクナリンテープ(一般名:ツロブテロール)が慢性閉塞性肺疾患の臨床診断基準を満たす安定期の慢性気管支炎や肺気腫に伴う閉塞性気道障害(以下COPD と略)を対象とした臨床研究で「スピリーバ吸入用カプセル18μg」(一般名:チオトロピウム)への追加効果を持つことが示されたと発表した。
メルビン錠の単独療法が可能に 一部変更承認取得 大日本住友製薬株式会社は20日、経口血糖降下剤「メルビン錠 250mg」(一般名:メトホルミン塩酸塩)において、2 型糖尿病患者に対する単独療法を可能とする「効能・効果」および「用法・用量」の一部変更承認を取得したと発表した。
ネクサバールに切除不能な肝細胞がんへの適応追加 日本でも承認 バイエル薬品株式会社は20日、根治切除不能又は転移性の腎細胞がん治療を目的として国内で販売中の「ネクサバール錠200mg」(一般名:ソラフェニブトシル酸塩)について、厚生労働省より、新たに切除不能な肝細胞がんの効能・効果で承認を取得したと発表した。ネクサバールは、腫瘍細胞増殖抑制と血管新生阻害の2つの作用により、がんの成長を抑制する経口の分子標的薬。
【お知らせ】全国医師連盟 第2回総会・集会の開催 全国医師連盟が6月7日に第2回総会・集会を開催する。今回はコラムニストの勝谷誠彦氏を迎え、政治や行政、一般の国民、皆が共同して問題を解決する場面で、全医連はどう関わることが望ましいのか、会場の皆さんとも意見交換し、考えたいという。また、医師の職域ユニオンである全国医師ユニオンについての報告も行うとのこと。
アリムタが非小細胞肺がんの適応取得 日本イーライリリー株式会社は20日、同社が効能追加申請を行っていた「アリムタ注射用500mg」(一般名:ペメトレキセドナトリウム水和物)に、「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の効能・効果が追加承認を受けたと発表した。
喫煙と眼の病気の関係性、知っているのはわずか2割未満 ノバルティス ファーマ株式会社が4月に行った「喫煙と疾患に関するインターネット意識調査」によると、肺がんなどの疾患については喫煙が危険因子とわかっているが、眼の疾患についてはあまり感じていないことがわかった。
メタボに朗報! お酢の継続摂取が内臓脂肪を減らす ミツカングループは14日、お酢を継続的に摂取することで、内臓脂肪が有意に低下することを臨床試験で実証したと発表した。同時に、血中中性脂肪、体重、BMIおよび腹囲を有意に下げる作用があることも確認したという。
4価HPVワクチンGARDASILのHPV16型に対する長期予防効果が実証される 万有製薬株式会社の発表によると、子宮頸がんを予防する4価HPVワクチン GARDASILが、HPV16型に対して長期予防効果があることがわかったという。
アクトスとメトホルミン徐放製剤の合剤 ACTOplus met XR、米国において販売許可取得 武田薬品工業は14日、同社の子会社である武田グローバル研究開発センター(米国イリノイ州)が、米国時間の5月12日に米国食品医薬品局(FDA)より、2型糖尿病治療剤アクトス(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)とメトホルミン徐放製剤の合剤(製品名:ACTOplus met XR)について販売許可を取得したと発表した。
【医師限定記事】多くの医師が厳しい状況でも医師になったことを後悔していない 医療崩壊が叫ばれ、勤務医の厳しい労働環境がクローズアップされるなど医師は厳しい状況にあると思われるが、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「医療・福祉系は半数が辞めたいと思っている!医師になったことを後悔していますか?」の結果によると、多数の医師が後悔してないと回答した。
【医師限定記事】行政による院内マナー順守の取り組みを高く評価 香川県が行った院内マナーの順守を呼びかける「地域医療を守るための宣言」に関して、医師限定コミュニティ「Dr'sVoice」で行ったアンケート「行政による院内マナーの呼びかけ!迷惑行為には診療拒否も許可!?」の結果によると、9割の医師が活動を評価すると回答した。