ノルバスクの新OD錠 今月下旬より出荷開始

ファイザー株式会社は20日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスクROD錠 2.5mg/5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠)について、8月に製造販売承認事項の一部変更の承認を取得し、10月下旬より新OD錠の出荷を順次開始すると発表した。
ノルバスクの新OD錠 今月下旬より出荷開始
ファイザー株式会社は20日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスクROD錠 2.5mg/5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠)について、8月に製造販売承認事項の一部変更の承認を取得し、10月下旬より新OD錠の出荷を順次開始すると発表した。
サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」による口中内カンジダ菌の減少を確認
ロート製薬株式会社は20日、近年増加傾向にあり、QOLの低下をもたらす「ドライマウス(口腔乾燥)」について研究を行い、サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」が『口中内カンジダ菌』を減少させることを人での臨床試験において確認したと発表した。
アクテムラ、methotrexate単独投与に比べ関節リウマチ患者において関節破壊の進行を80%以上抑制
スイス・ロシュ社は17日(現地時間)、米国リウマチ学会(ACR)で発表されたLITHE試験の2年間のデータから、ACTEMRA(tocilizumab、欧州販売名:RoACTEMRA)とmethotrexate(MTX)の長期併用投与を受けた関節リウマチ(RA)の患者では、現在の標準療法であるMTX 単独投与と比較して、関節破壊を81%抑制したことが明らかになったと発表した。中外製薬株式会社が19日に報告した。
ベイスン、耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制にかかる効能追加の承認取得
武田薬品工業株式会社は19日、厚生労働省より、「ベイスン錠0.2、同OD錠0.2」(一般名:ボグリボース、以下「ベイスン」)について、国内で初めて「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」にかかる効能追加の承認を取得したと発表した。
経皮吸収型持続性慢性疼痛治療剤、FDA承認取得
久光製薬株式会社は19日、経皮吸収型持続性慢性疼痛治療剤「Fentanyl Transdermal System(開発コード:HFG-512)」の簡易新薬申請(ANDA)に関して、16日(米国時間)付けで米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。
経口2型糖尿病治療薬「グラクティブ錠」製造販売承認取得
小野薬品工業株式会社は16日、2007年12月に承認申請していた経口2型糖尿病治療薬「グラクティブ錠25mg」「グラクティブ錠50mg」「グラクティブ錠100mg」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)について、製造販売承認を取得したと発表した。グラクティブ錠は、2004年11月に締結された小野薬品と米メルク社とのライセンス契約に基づき、小野薬品と万有製薬株式会社が国内共同開発したもの。
免疫抑制剤「プログラフ」重症筋無力症での国内追加適応取得
アステラス製薬株式会社は16日、免疫抑制剤「プログラフ」(一般名:タクロリムス水和物)に関し、日本において2008年9月に「重症筋無力症」の追加適応症について承認を取得したと発表した。
成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー」製造販売承認取得
アストラゼネカ株式会社は16日、成人気管支喘息治療薬「シムビコートタービュヘイラー30吸入、同60吸入」の製造販売承認を取得したと発表した。同製品は、アストラゼネカ株式会社が製造・開発を担当、アステラス製薬株式会社が流通・販売を担当し、プロモーション活動は両社で行うという。
パキシルが社会不安障害の適応を取得
グラクソ・スミスクライン株式会社は16日、抗うつ剤 「パキシル錠 10mg」「パキシル錠 20mg」(一般名:パロキセチン塩酸塩水和物)について、「社会不安障害」を効能・効果として、厚生労働省より適応追加の承認を取得したと発表した。
潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール錠400mg」製造販売承認取得
ゼリア新薬工業株式会社は16日、潰瘍性大腸炎治療剤「アサコール錠400mg」(一般名:メサラジン)に関し、同日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。
天然型インターフェロン ベータ製剤「フエロン」にC型慢性肝炎に対するリバビリンとの併用の効能追加
東レ株式会社は16日、第一三共株式会社と共同開発し販売している天然型インターフェロン ベータ製剤「フエロン」(製品名:フエロン注射用100万・注射用300万・注射用600万)について、「リバビリンとの併用によるC型慢性肝炎におけるウイルス血症の改善」を新たな効能・効果として国内で承認を取得したと発表した。これにより、フエロンはインターフェロン ベータ製剤としては初めて、リバビリンとの併用が可能になる。
選択的ニューロキニン1(NK1)受容体拮抗型制吐剤「イメンド カプセル」製造販売承認取得
小野薬品工業株式会社は16日、2007年7月に承認申請していた選択的ニューロキニン1(NK1)受容体拮抗型制吐剤「イメンド カプセル125mg」「イメンド カプセル80mg」「イメンド カプセルセット」(一般名:アプレピタント)について、同日付で製造販売承認を取得したと発表した。
肝細胞癌治療剤「ミリプラ」が製造販売承認取得
大日本住友製薬株式会社は16日、肝細胞癌治療剤「ミリプラ動注用70mg」(一般名:ミリプラチン水和物)に関し、同日付で厚生労働省から製造販売承認を取得したと発表した。
尿酸分解酵素製剤「ラスリテック」の製造販売承認を取得
サノフィ・アベンティス株式会社は16日、尿酸分解酵素製剤「ラスリテック」(一般名:ラスブリカーゼ(遺伝子組換え))について、「がん化学療法に伴う高尿酸血症」を効能又は効果として、厚生労働省より医薬品製造販売承認を取得したと発表した。
経口2型糖尿病治療薬「ジャヌビア錠」 製造承認を取得
万有製薬株式会社は16日、2型糖尿病治療薬「ジャヌビア錠」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)の製造販売承認を取得しました。ジャヌビアは、日本で初めての選択的DPP-4(ジペプチジルペプチダーゼ-4)阻害薬で、国内では10年ぶりの新しい作用機序を持つ経口2型糖尿病治療薬となる。
Th17細胞を誘導する腸内細菌を特定
株式会社ヤクルト本社は、大阪大学の本田賢也准教授らが共同研究成果として、腸内細菌のセグメント細菌(Segmented Filamentous Bacteria)が、免疫細胞である「Th17細胞」を誘導することを明らかにしたと発表した。この研究成果は、アメリカの科学雑誌「Cell」の2009年10月15日オンライン版に速報として掲載された。
遺伝子組換え血液凝固第IX因子製剤「ベネフィクス」 承認取得
ワイス株式会社は16日、血液凝固IX因子製剤としては国内で唯一、また初めてとなる遺伝子組換え製剤である「ベネフィクス 静注用」(一般名:ノナコグアルファ)の承認を取得したと発表した。ベネフィクスは、血友病B(先天性血液凝固第Ⅸ因子欠乏症)患者の出血傾向を抑制する。薬価収載を得た後に販売開始される。
国内初、小児用肺炎球菌ワクチン「プレベナー」承認取得
ワイス株式会社は16日、7価肺炎球菌結合型ワクチン(製品名:プレベナー 水性懸濁皮下注)の製造販売承認を取得したと発表した。プレベナーは、細菌性髄膜炎、菌血症などの侵襲性肺炎球菌感染症を予防する国内初の小児用肺炎球菌結合型ワクチン。今後検定などの諸手続きを経て、2010年春までには発売を開始する予定とのこと。
インスリンペン型注入器「ヒューマペン ラグジュラ HD」新発売 より細かな単位設定が可能に
日本イーライリリー株式会社は19日、糖尿病治療薬インスリン製剤のカートリッジ専用のインスリンペン型注入器「ヒューマペン ラグジュラ HD」を、10月20日より発売すると発表した。
「アバスチン」乳がんに対する効能追加の承認を申請
中外製薬株式会社は16日、抗VEGF(血管内皮増殖因子)ヒト化モノクローナル抗体ベバシズマブ(遺伝子組換え)-販売名『アバスチン点滴静注用100mg/4mL、同400mg/16mL』(以下、「アバスチン」)の、乳がんに対する効能追加の承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。