H2受容体拮抗剤「アルタットカプセル37.5」などの小児の用法・用量を追加申請へ あすか製薬株式会社は26日、H2 受容体拮抗剤(日本薬局方 ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩徐放カプセル)「アルタットカプセル37.5」及び「アルタットカプセル75」の小児の用法・用量の追加申請を厚生労働省に行ったと発表した。
GARDASIL FDAが男性への使用を承認 Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A. は、16日(米国東部時間)に、米国食品医薬品局(FDA)が、少年・若年男性に対するGARDASILの使用を承認したと発表した。子会社である万有製薬株式会社が26日に報告した。
子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」 米FDAから承認取得 英グラクソ・スミスクラインplcは10月16日(現地時間)、米国食品医薬品局(FDA)から、子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」について、ヒトパピローマウイルス(HPV)16型および18型に起因する子宮頸がんおよびその前駆病変の予防に対して承認を取得したと発表した。このワクチンは、10~25歳の女性が対象となる。
GSKが新型インフルエンザワクチンを承認申請、臨床試験を開始 グラクソ・スミスクライン株式会社は26日、新型インフルエンザワクチンが早期に国内で承認され使用できるようになることを目指し、10月16日付で、新型インフルエンザ予防ワクチン(免疫増強剤AS03を含む新型A(H1N1)インフルエンザワクチン)の承認申請を行ったことを発表した。
新型インフルで医療現場は患者6割増 受診控えの悪影響も 病院検索サイトQLife(http://www.qlife.jp/)を運営する株式会社QLifeが行った、新型インフルエンザ流行が、医療機関の現場にどのような影響を及ぼしているかの緊急アンケート調査によると国民は混乱して医療機関に殺到し、患者数は6割増え、医師への必要以上の要求が増し、発症数以上に診療現場の仕事が増えていることが報告された。また3割の医療機関では、他疾患の患者が「受診控え」する悪影響も出ているという。
NEC、マサチューセッツ総合病院と病理画像診断支援システムのプロトタイプを開発・共同臨床実験を開始 NECは22日、ハーバード大学関連病院「マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital, 所在地:ボストン、以下 MGH)」の協力を得て、乳腺組織を対象とした「病理画像診断支援システム」を開発し、MGHに同システムのプロトタイプを納入、同病院の臨床サンプルを用いた共同臨床実験を10月より開始したと発表した。
睡眠時間を記録するサイト『ねむログ』 3キャリア公式モバイルサイトがオープン 株式会社ビー・オー・スタジオは23日、同社が運営する睡眠時間を記録するサイト『ねむログ(http://www.nemulog.jp/)』にて、3キャリアにて公式モバイルサイト(http://m.nemulog.jp/)をオープンしたと発表した。
経口脊髄小脳変性症治療剤「セレジストOD錠5mg」新発売 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、社長:土屋 裕弘)は、2000年9月より販売している経口脊髄小脳変性症治療剤「セレジスト錠5」(一般名:タルチレリン水和物)について、新たに口腔内崩壊錠である「セレジストOD錠5mg」を、10月26日に新発売した。
罹病期間2年以下の早期関節リウマチ成人患者に、ORENCIAの持続的な臨床反応を確認 米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は10月19日(現地時間)、罹病期間2年以下でメトトレキサート未治療の中等度から重度の関節リウマチ患者に対するORENCIA(一般名:アバタセプト)の投与を支持する2年間の試験結果を発表した。
活性型ビタミンD3誘導体エルデカルシトールの製造販売承認申請へ 中外製薬株式会社および大正製薬株式会社は22日、中外製薬が創製し両社で骨粗鬆症を予定適応症として共同開発を行ってきた活性型ビタミンD3誘導体(一般名:エルデカルシトール、中外製薬開発コード「ED-71」、大正製薬開発コード「CT-081」)について、中外製薬が製造販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。
生活習慣病指導支援システムを提供開始 株式会社野村総合研究所(NRI)は20日、一般社団法人久山生活習慣病研究所との共同研究により開発した生活習慣病の発症予測システム「健康みらい予報」を同日より提供を開始した。「健康みらい予報」は、製薬会社を通じて、医師による患者の生活習慣の改善指導に活用されるツールだ。
タシグナ、慢性骨髄性白血病の一次治療薬として、グリベックとの直接比較試験で主要評価項目を達成 ノバルティス ファーマ株式会社は21日、「タシグナ」(一般名:ニロチニブ塩酸塩水和物)が、同社の画期的な医薬品である「グリベック」(一般名:イマチニブメシル酸塩)との初の直接比較試験で、主要評価項目においてより良好な治療効果を示したことを発表した。新たに慢性期のフィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病(Ph+CML)と診断された成人患者さんの一次治療薬として投与した場合、タシグナは、グリベックに比べ、より早く、かつ優れた効果が認められ、また良好な忍容性が見られたという。
大幸薬品『二酸化塩素スプレー』の蚊に対する忌避作用について共同発表 大幸薬品株式会社は20日、自治医科大学 医動物学 松岡裕之教授と共同研究を行い、17日に東京で開催された「日本衛生動物学会東日本支部会」(主催:日本衛生動物学会)にて「二酸化塩素スプレーの蚊に対する忌避作用について」という演題で、二酸化塩素スプレーがハマダラカに対し、忌避作用とマラリアの発症率について共同発表したと報告した。
アンジオテンシンII受容体拮抗薬「ミカルディス」FDAより適応追加を取得 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイムは20日(現地時間)、米国食品医薬品局(FDA)より、同社のアンジオテンシンII受容体拮抗薬ミカルディス(一般名:テルミサルタン)について、「55歳以上の心血管イベント高リスク患者における心筋梗塞、脳卒中、心血管死のリスク減少」の適応追加の承認を取得したと発表した。
ノルバスクの新OD錠 今月下旬より出荷開始 ファイザー株式会社は20日、持続性カルシウム拮抗薬「ノルバスクROD錠 2.5mg/5mg」(一般名:アムロジピンベシル酸塩口腔内崩壊錠)について、8月に製造販売承認事項の一部変更の承認を取得し、10月下旬より新OD錠の出荷を順次開始すると発表した。
サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」による口中内カンジダ菌の減少を確認 ロート製薬株式会社は20日、近年増加傾向にあり、QOLの低下をもたらす「ドライマウス(口腔乾燥)」について研究を行い、サケ白子の蛋白分解物「プロタミン分解ペプチド」が『口中内カンジダ菌』を減少させることを人での臨床試験において確認したと発表した。
アクテムラ、methotrexate単独投与に比べ関節リウマチ患者において関節破壊の進行を80%以上抑制 スイス・ロシュ社は17日(現地時間)、米国リウマチ学会(ACR)で発表されたLITHE試験の2年間のデータから、ACTEMRA(tocilizumab、欧州販売名:RoACTEMRA)とmethotrexate(MTX)の長期併用投与を受けた関節リウマチ(RA)の患者では、現在の標準療法であるMTX 単独投与と比較して、関節破壊を81%抑制したことが明らかになったと発表した。中外製薬株式会社が19日に報告した。
ベイスン、耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制にかかる効能追加の承認取得 武田薬品工業株式会社は19日、厚生労働省より、「ベイスン錠0.2、同OD錠0.2」(一般名:ボグリボース、以下「ベイスン」)について、国内で初めて「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」にかかる効能追加の承認を取得したと発表した。
経皮吸収型持続性慢性疼痛治療剤、FDA承認取得 久光製薬株式会社は19日、経皮吸収型持続性慢性疼痛治療剤「Fentanyl Transdermal System(開発コード:HFG-512)」の簡易新薬申請(ANDA)に関して、16日(米国時間)付けで米国食品医薬品局(FDA)より承認を取得したと発表した。