ノボラピッド30ミックス 1日1回投与の有効性について新データ発表 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は19日、第45回欧州糖尿病学会(EASD)において10月2日に発表された新しいデータから、2型糖尿病患者にノボラピッド30ミックス(二相性インスリンアスパルト-30)又は持効型溶解インスリンの1日1回投与でインスリン導入をした結果、ノボラピッド30ミックス群で統計学的に有意にHbA1cが低下することが示されたと発表した。また、夕食後と就寝時の血糖値についてもノボラピッド30ミックス群は持効型溶解インスリン群と比べて有意に低下したという。
サーモドックス グローバル第III相臨床試験にて日本登録患者に投薬開始 株式会社ヤクルト本社は28日、セルシオンコーポレーション(以下セルシオン)および同社は、原発性肝がんで最も一般的な肝細胞がん(HCC)を対象にした、セルシオンのグローバル第III相臨床試験であるThermoDox(サーモドックス)のHEAT試験において、日本での最初の患者が登録され、投与が開始したと27日(米国時間)付けで発表したと報告した。
ケンコーコム、シンガポールに第1類・第2類医薬品の通販サイトを開設 医薬品通販のケンコーコムが日本の一般用医薬品を販売する通販サイトをシンガポールに開設、改正薬事法施行により国内での通販が原則禁止された第1類・第2類医薬品の販売を始めた。
こわいのは脳梗塞や心筋梗塞だけ? 動脈硬化に関する意識調査より 動脈硬化のうち、日本人の三大疾病である心筋梗塞や脳梗塞などに対する意識は高いものの、進行すればこれらの疾患の引き金となる可能性もある首や足、腎臓などに起こる動脈硬化については認知が低いという。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニーが行った調査からわかった。
欧州にて炎症性腸疾患に対する開発化合物TRK-170の第1相臨床試験を開始 東レ株式会社は28日、炎症性腸疾患への治療効果の発現が期待される開発化合物TRK-170の第1相臨床試験を欧州で開始したと発表した。
「テルミサルタン」と「アムロジピン」の新規配合錠をFDAが承認 ドイツ・ベーリンガーインゲルハイム社は19日、同社の開発したテルミサルタン(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)とアムロジピン(カルシウム拮抗薬)の新規配合錠が、米国食品医薬品局(FDA)から承認されたと発表した。米国での製品名は、TWYNSTA。高血圧治療を適応として、単独あるいは他の降圧剤との併用にて、目標血圧を達成するための初期治療として用いられる。
「ミカルディス」にCHMPが追加適応を推奨 ドイツベーリンガーインゲルハイム社は23日(現地時間)、欧州医薬品審査庁(EMEA)の諮問機関、欧州医薬品評価委員会(CHMP)が、同社のアンジオテンシンII受容体拮抗薬ミカルディス(一般名:テルミサルタン)について「I.アテローム性動脈硬化性疾患(冠動脈心疾患、脳卒中、閉塞性動脈硬化症)または、II.臓器障害を合併する糖尿病 を有する患者での心血管死の減少」との追加適応を推奨したことを発表した。
医療・介護系、理美容系職種の就業に関する意識調査 株式会社インテリジェンスは27日、同社が運営する求人情報サービス「an」にて、医療・介護系、理美容系の有資格者を対象に行った就業に関する意識調査の結果を発表した。
「エパデール」が糖代謝異常症例において冠動脈イベントを抑制する JELIS試験解析結果が『Atherosclerosis』に掲載 持田製薬株式会社は26日、高脂血症、閉塞性動脈硬化症治療剤である「エパデール」(一般名:イコサペント酸エチル、EPA)の高脂血症患者を対象とした大規模臨床試験「JELIS」において、エパデールが糖代謝異常を有する患者の冠動脈イベントを有意に抑制するとの結果が得られたと発表した。解析結果は、欧州動脈硬化学会の機関誌『Atherosclerosis』(アテロスクレローシス)に掲載されている。
H2受容体拮抗剤「アルタットカプセル37.5」などの小児の用法・用量を追加申請へ あすか製薬株式会社は26日、H2 受容体拮抗剤(日本薬局方 ロキサチジン酢酸エステル塩酸塩徐放カプセル)「アルタットカプセル37.5」及び「アルタットカプセル75」の小児の用法・用量の追加申請を厚生労働省に行ったと発表した。
GARDASIL FDAが男性への使用を承認 Merck & Co., Inc., Whitehouse Station, N.J., U.S.A. は、16日(米国東部時間)に、米国食品医薬品局(FDA)が、少年・若年男性に対するGARDASILの使用を承認したと発表した。子会社である万有製薬株式会社が26日に報告した。
子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」 米FDAから承認取得 英グラクソ・スミスクラインplcは10月16日(現地時間)、米国食品医薬品局(FDA)から、子宮頸がん予防ワクチン「サーバリックス」について、ヒトパピローマウイルス(HPV)16型および18型に起因する子宮頸がんおよびその前駆病変の予防に対して承認を取得したと発表した。このワクチンは、10~25歳の女性が対象となる。
GSKが新型インフルエンザワクチンを承認申請、臨床試験を開始 グラクソ・スミスクライン株式会社は26日、新型インフルエンザワクチンが早期に国内で承認され使用できるようになることを目指し、10月16日付で、新型インフルエンザ予防ワクチン(免疫増強剤AS03を含む新型A(H1N1)インフルエンザワクチン)の承認申請を行ったことを発表した。
新型インフルで医療現場は患者6割増 受診控えの悪影響も 病院検索サイトQLife(http://www.qlife.jp/)を運営する株式会社QLifeが行った、新型インフルエンザ流行が、医療機関の現場にどのような影響を及ぼしているかの緊急アンケート調査によると国民は混乱して医療機関に殺到し、患者数は6割増え、医師への必要以上の要求が増し、発症数以上に診療現場の仕事が増えていることが報告された。また3割の医療機関では、他疾患の患者が「受診控え」する悪影響も出ているという。
NEC、マサチューセッツ総合病院と病理画像診断支援システムのプロトタイプを開発・共同臨床実験を開始 NECは22日、ハーバード大学関連病院「マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital, 所在地:ボストン、以下 MGH)」の協力を得て、乳腺組織を対象とした「病理画像診断支援システム」を開発し、MGHに同システムのプロトタイプを納入、同病院の臨床サンプルを用いた共同臨床実験を10月より開始したと発表した。
睡眠時間を記録するサイト『ねむログ』 3キャリア公式モバイルサイトがオープン 株式会社ビー・オー・スタジオは23日、同社が運営する睡眠時間を記録するサイト『ねむログ(http://www.nemulog.jp/)』にて、3キャリアにて公式モバイルサイト(http://m.nemulog.jp/)をオープンしたと発表した。
経口脊髄小脳変性症治療剤「セレジストOD錠5mg」新発売 田辺三菱製薬株式会社(本社:大阪市、社長:土屋 裕弘)は、2000年9月より販売している経口脊髄小脳変性症治療剤「セレジスト錠5」(一般名:タルチレリン水和物)について、新たに口腔内崩壊錠である「セレジストOD錠5mg」を、10月26日に新発売した。
罹病期間2年以下の早期関節リウマチ成人患者に、ORENCIAの持続的な臨床反応を確認 米ブリストル・マイヤーズ スクイブ社は10月19日(現地時間)、罹病期間2年以下でメトトレキサート未治療の中等度から重度の関節リウマチ患者に対するORENCIA(一般名:アバタセプト)の投与を支持する2年間の試験結果を発表した。
活性型ビタミンD3誘導体エルデカルシトールの製造販売承認申請へ 中外製薬株式会社および大正製薬株式会社は22日、中外製薬が創製し両社で骨粗鬆症を予定適応症として共同開発を行ってきた活性型ビタミンD3誘導体(一般名:エルデカルシトール、中外製薬開発コード「ED-71」、大正製薬開発コード「CT-081」)について、中外製薬が製造販売承認申請を厚生労働省に行ったと発表した。
生活習慣病指導支援システムを提供開始 株式会社野村総合研究所(NRI)は20日、一般社団法人久山生活習慣病研究所との共同研究により開発した生活習慣病の発症予測システム「健康みらい予報」を同日より提供を開始した。「健康みらい予報」は、製薬会社を通じて、医師による患者の生活習慣の改善指導に活用されるツールだ。