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さわやま流 音楽的聴診術<下巻>

心音を音楽に見立てる画期的な試み!

シリーズ名
さわやま流 音楽的聴診術
診療科
循環器内科/心臓血管外科  内科 
収録内容
第3回「収縮期の雑音」
第4回「拡張期・その他の雑音」
講師
沢山 俊民
収録時間
57分
価格
4,715円(税込)
発行日
2013-10-07
商品コード
CND0195

心音・心雑音のリズムや強弱を、楽譜のようにグラフィック化。
目と耳で学べるので、聴診があまり得意でない方にも楽しんで理解して頂けます。
下巻で取り上げるのは収縮期と拡張期の雑音です。
駆出性雑音と逆流性雑音の伝播方向の違い、大動脈駆出音と肺動脈駆出音の見分け方、収縮期と拡張期を行き来するブランコ雑音の正体、機関車の走行音に聴こえる雑音など、ポイントを分かりやすく解説します。

第3回「収縮期の雑音」


収縮期駆出性雑音はなぜ漸増漸減型に聴かれ、収縮期逆流性雑音は平坦な音として聴かれるのか?駆出性雑音と逆流性雑音の伝播方向の違いとは?雑音を伴う過剰心音「大動脈駆出音」と「肺動脈駆出音」の見分け方は?収縮期逆流性雑音の左心側と右心側の違いは?などなど、心雑音を聴き分けるためのヒントを示し、あなたの心雑音についての疑問を次々と解消していきます。

また恒例の"sound file"では、音楽的にしっかりと心雑音を把握し、心音と心雑音の関係を目で見て納得していただきます。
心雑音の聴き分けは弁膜疾患や先天性の心臓病の診断に非常に有効です。

第4回「拡張期・その他の雑音」

音楽的に心音・心雑音を学ぶシリーズ最終回。拡張期の雑音、収縮期と拡張期にまたがる雑音、不整脈を学習します。

大動脈弁閉鎖不全が重症化すると雑音はどうなるのか?収縮期と拡張期を行き来するブランコ雑音の正体は何か?機関車の走行音に聴こえる雑音とは?不整脈時に駆出性雑音と逆流性雑音を見分ける方法とは?心雑音を聴き分けるためのヒントを示し、あなたの心雑音についての疑問を次々と解消していきます。

最後に、カテーテル検査やエコー検査が幅を利かせる現在において「聴診が何故必要なのか?」を、沢山先生に熱く語っていただきます。本シリーズに登場した「sound file」は32種類。これを観れば(聴けば)、聴診への親しみ、理解度が深まることは間違いありません。「さわやま流聴診術」を是非自分のものにして下さい!

沢山 俊民 ( さわやま としたみ )氏 さわやまクリニック 院長 川崎医科大学 名誉教授

1959年京都府立医科大学卒業。1964年同大学院修了。1967年米国エール大学医学部心臓内科に留学。1970年から川崎医科大学に勤務。1975年内科学教授に就任。1999年5月より現職。 著書:『CDによる聴診トレーニング<心音編>』(南江堂)、『イラスト心臓病診断』(中外医学社)、『CDによる心音シャワー・聴診の達人』(日本医学出版)、『プライマリ・ケア医のための心臓病ケースアプローチ』(南江堂)など多数。