複合血管スクリーニングで死亡リスク7%低下:VIVA試験(解説:中澤 達 氏)-747 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2017/10/18 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 中澤 達( なかざわ たつ ) 氏 社会福祉法人 聖母会 聖母病院 院長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 複合血管スクリーニングで死亡リスク低下/Lancet(2017/09/15掲載) デンマークの中央ユラン地域に在住する65~74歳のすべての男性約5万例を対象とした無作為化比較試験「VIVA試験(Vibrog Vascular trial)」で腹部大動脈瘤、末梢動脈疾患および高血圧に関する複合血管スクリーニングは、5年全死因死亡率を7%有意に低下させることが明らかになった(ハザード比:0.93[95%信頼区間:0.88~0.98、p=0.01])。これまで地域住民を対象とした集団スクリーニングに関する文献で死亡リスクの低下が確… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 中澤 達先生の他のコメント 虚血性下肢症状がPADの歩行運動療法には必要(解説:中澤達氏)-1389 (2021/05/13掲載) 14年間追跡でもEVARの生存率に優位性なし(解説:中澤達氏)-1082 (2019/07/25掲載) 重症患者の薬物療法に間欠的空気圧迫法併用はVTE予防メリットなし(解説:中澤達氏)-1022 (2019/04/03掲載) 英国女性で腹部大動脈瘤(AAA)スクリーニングは無駄(解説:中澤達氏)-918 (2018/09/24掲載) 末梢静脈カテーテル留置は世界中で毎年20億回も行われている(解説:中澤達氏)-911 (2018/09/13掲載) “ウエアラブル活動モニターは有用か?”は仮説検証されていない(解説:中澤達氏)-899 (2018/08/14掲載) 腹部大動脈瘤スクリーニングは無益、では健診が有効な疾患は何か?(解説:中澤達氏)-894 (2018/07/30掲載) 新薬と旧薬の絶妙な組み合わせにより費用対効果を高める ~医療技術評価(HTA)の観点から(解説:中澤達氏)-866 (2018/06/07掲載) 下肢静脈瘤患者の深部静脈血栓症予防は必須か?(解説:中澤達氏)-861 (2018/05/31掲載) PAD患者の跛行症状にGM-CSF製剤を皮下注しますか?(解説:中澤達氏)-804 (2018/01/26掲載) 深部静脈血栓症、カテーテル血栓溶解療法併用の効果(解説:中澤達氏)-802 (2018/01/24掲載) 破裂性腹部大動脈瘤の血管内治療は死亡率・コストでも有利/「IMPROVE試験」3年評価(解説:中澤達氏)-782 (2017/12/15掲載) EVAR 1試験:腹部大動脈瘤ステントグラフトの有用性はまだ証明されない?(解説:中澤 達 氏)-616 (2016/11/25掲載) OCTAVIA試験:深部静脈血栓症後のストッキング圧迫療法は1年か、2年か?(解説:中澤 達 氏)-559 (2016/07/04掲載) 監視下運動療法と血管内治療の併用が効果的(解説:中澤 達 氏)-472 (2016/01/22掲載) 腹部大動脈瘤に対する血管内治療の長期成績は改善(解説:中澤 達 氏)-471 (2016/01/18掲載) 急性静脈血栓塞栓症(VTE)の治療戦略―4万5,000症例メタ解析(解説:中澤 達 氏)-267 (2014/10/29掲載) 術後患者の生存率は看護師の人数と学歴で改善できる(コメンテーター:中澤 達 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(189)より- (2014/03/31掲載) 破裂性腹部大動脈瘤に対する開腹手術 vs. 血管内修復術(コメンテーター:中澤 達 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(172)より- (2014/02/12掲載) 消化管手術の創合併症発症率は真皮縫合とステープラーで同等である(コメンテーター:中澤 達 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(156)より- (2013/12/04掲載) 中心静脈カテーテルの末梢静脈挿入は静脈血栓症のリスクとなるか?(コメンテーター:中澤 達 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(109)より- (2013/07/04掲載) 〔CLEAR! ジャーナル四天王(72)〕 腹部大動脈瘤の瘤径に応じた適切なサーベイランス間隔は? (2013/03/26掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 複雑CAD併存の重症AS、FFRガイド下PCI+TAVI vs.SAVR+CABG/Lancet(2024/12/20) 慢性心血管系薬のアドヒアランス不良、リマインドメッセージでは改善せず/JAMA(2024/12/20) “Real-world”での高齢者に対するRSVワクチンの効果(解説:山口佳寿博氏/田中希宇人氏)(2024/12/20) 切除不能肝細胞がん、アテゾ+ベバがTACEの代替となる可能性/ESMO Asia2024(2024/12/20) EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法のアジア人データ(FLAURA2)/ESMO Asia2024(2024/12/20) 進行・再発子宮体がんの新たな治療選択肢/AZ(2024/12/20) 導入療法後に病勢進行のないHR+/HER2+転移乳がん1次治療、パルボシクリブ追加でPFS改善(PATINA)/SABCS2024(2024/12/20) 統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化(2024/12/20) SGLT2阻害薬はがん発症を減らすか~日本の大規模疫学データ(2024/12/20) [ あわせて読みたい ] Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>(2017/10/07) 国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017 (2枚組)(2017/09/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(上巻)(2017/09/07) 救急エコー最速RUSH! (2017/07/07)