細菌性の市中肺炎に対する経口lefamulinとモキシフロキサシンの比較試験―非常に広域な抗菌薬の用途はきわめて慎重な考慮の下に決定されねばならない―(解説:吉田 敦 氏)-1157

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2019/12/18

本記事のコメンテーター

吉田 敦( よしだ あつし ) 氏

東京女子医科大学 感染症科

J-CLEAR推薦コメンテーター

今回、成人の細菌性の市中肺炎を対象とした経口lefamulin 5日間投与とモキシフロキサシン7日間投与の第III相ランダム化比較試験(LEAP 2 study)の結果が発表された。lefamulinはプレウロムチリン(pleuromutilin)に近縁の抗微生物薬で、リボゾームの50Sサブユニットの23SリボゾーマルRNAに作用することで蛋白合成を阻害する。lefamulinはバイオアベイラビリティに優れ、経口、静注両方で利用可能であり、またin vitroでMSSA、MR…

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3)Barber GR. Unique Antibacterial Agents. In:Bennett JE, Dolin R, Blaser MJ. Mandell, Douglas, and Bennett's Principles and Practice of Infectious Diseases. 9th ed. Elsevier Health Sciences;2019.

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