限局性前立腺癌、治療法に対するQOL調査:各治療に伴う機能的な差は治療5年で目立たなくなる(解説:宮嶋 哲 氏)-1174

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2020/01/31

本記事のコメンテーター

宮嶋 哲( みやじま あきら ) 氏

東海大学医学部外科学系腎泌尿器科学 主任教授

本研究は、2011~12年に限局性前立腺がんの診断がなされ、2017年9月までに観察可能であったfavorable risk 1,386例とunfavorable risk 619例を対象としたprospective, population-based study(CEASAR study)である。対象となった治療方法は、favorable risk患者では経過観察(active surveillance)、神経温存前立腺全摘除術、放射線外照射、低線量小線源療法であった。一方、unfavorable risk患者には前立腺全摘除術、アンドロ…

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