リラグルチドは小児肥満の治療薬として有効である(解説:住谷 哲 氏)-1880 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2024/11/06 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 住谷 哲( すみたに さとる ) 氏 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 肥満小児へのリラグルチド、BMIが改善/NEJM(2024/10/08掲載) 『小児肥満症診療ガイドライン2017』によると、小児肥満の定義は「肥満度が+20%以上、かつ体脂肪率が有意に増加した状態(有意な体脂肪率の増加とは、男児:25%以上、女児:11歳未満は30%以上、11歳以上は35%以上)」であり、肥満症は「肥満に起因ないし関連する健康障害(医学的異常)を合併するか、その合併が予想される場合で、医学的に肥満を軽減する必要がある状態をいい、疾患単位として取り扱う」とされる。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)日本肥満学会編. 小児肥満症診療ガイドライン2017. ライフサイエンス出版;2017. 2)Pi-Sunyer X, et al. N Engl J Med. 2015;373:11-22. 3)Kelly AS, et al. N Engl J Med. 2020;382:2117-2128. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 住谷 哲先生の他のコメント SGLT2阻害薬は認知症の発症をも予防できるのか?(解説:住谷哲氏) (2024/10/04掲載) チルゼパチドの体重減少作用は東アジア人においても認められた(解説:住谷哲氏) (2024/07/23掲載) メトホルミンに追加すべき薬剤はSGLT2阻害薬、DPP-4阻害薬それともSU薬?(解説:住谷哲氏) (2024/07/01掲載) 2型糖尿病患者に対する肥満外科手術bariatric surgeryの長期有効性が示された(解説:住谷哲氏) (2024/04/12掲載) GLP-1受容体作動薬の投与には適切な患者をSELECTするのが肝要だろう(解説:住谷哲氏) (2024/02/02掲載) teplizumabの登場で1型糖尿病治療は新たなステージへ(解説:住谷哲氏) (2024/01/11掲載) Hybrid closed loop(HCL)療法は1型糖尿病合併妊娠においても有効である(解説:住谷哲氏) (2023/12/21掲載) 肥満2型糖尿病患者に強化インスリン療法は必要か?(解説:住谷哲氏) (2023/12/01掲載) 2型糖尿病治療薬としてのGIP/GLP-1/グルカゴン受容体作動薬retatrutide(解説:住谷哲氏) (2023/09/12掲載) 経口セマグルチド(リベルサス)の最大投与量は50mgで決着か?(解説:住谷哲氏) (2023/08/31掲載) バイアスドリガンドorforglipronは2型糖尿病・肥満症治療のgame changerになり得るか?(解説:住谷哲氏) (2023/08/09掲載) 妊娠糖尿病への早期治療介入は時期尚早か(解説:住谷哲氏) (2023/06/22掲載) triple agonist LY3437943はdual agonist チルゼパチドを凌駕する薬剤となりうるか?(解説:住谷哲氏) (2023/02/08掲載) アラーム付き間歇スキャンCGM vs. SMBG-試合前から勝負あり?(解説:住谷哲氏) (2023/01/10掲載) 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