糖尿病性末梢神経障害性疼痛治療に新たなエビデンスが報告された(解説:住谷 哲 氏)-1584 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2022/10/06 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 住谷 哲( すみたに さとる ) 氏 社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 糖尿病性神経障害性疼痛、併用薬による効果の違いは?/Lancet(2022/09/01掲載) 糖尿病性末梢神経障害DPN(diabetic peripheral neuropathy)は無症状のことが多く、さらに網膜症に対する眼底撮影、腎症に対する尿アルブミンのような客観的診断検査がないため見逃されていることが少なくない。しかしDPNの中でも糖尿病性末梢神経障害性疼痛DPNP(diabetic peripheral neuropathic pain)は疼痛という自覚症状があるため診断は比較的容易である。不眠などにより患者のQOLを著しく低下させる場合もあるので治療が… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)https://www.ssk.or.jp/shinryohoshu/teikyojirei/yakuzai/no100/jirei316.html 2)Tesfaye S, et al. Pain. 2013;154:2616-2625. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 住谷 哲先生の他のコメント リラグルチドは小児肥満の治療薬として有効である(解説:住谷哲氏) (2024/11/06掲載) SGLT2阻害薬は認知症の発症をも予防できるのか?(解説:住谷哲氏) (2024/10/04掲載) チルゼパチドの体重減少作用は東アジア人においても認められた(解説:住谷哲氏) (2024/07/23掲載) メトホルミンに追加すべき薬剤はSGLT2阻害薬、DPP-4阻害薬それともSU薬?(解説:住谷哲氏) (2024/07/01掲載) 2型糖尿病患者に対する肥満外科手術bariatric surgeryの長期有効性が示された(解説:住谷哲氏) (2024/04/12掲載) GLP-1受容体作動薬の投与には適切な患者をSELECTするのが肝要だろう(解説:住谷哲氏) (2024/02/02掲載) teplizumabの登場で1型糖尿病治療は新たなステージへ(解説:住谷哲氏) (2024/01/11掲載) Hybrid closed loop(HCL)療法は1型糖尿病合併妊娠においても有効である(解説:住谷哲氏) (2023/12/21掲載) 肥満2型糖尿病患者に強化インスリン療法は必要か?(解説:住谷哲氏) (2023/12/01掲載) 2型糖尿病治療薬としてのGIP/GLP-1/グルカゴン受容体作動薬retatrutide(解説:住谷哲氏) (2023/09/12掲載) 経口セマグルチド(リベルサス)の最大投与量は50mgで決着か?(解説:住谷哲氏) (2023/08/31掲載) バイアスドリガンドorforglipronは2型糖尿病・肥満症治療のgame changerになり得るか?(解説:住谷哲氏) (2023/08/09掲載) 妊娠糖尿病への早期治療介入は時期尚早か(解説:住谷哲氏) (2023/06/22掲載) triple agonist LY3437943はdual agonist チルゼパチドを凌駕する薬剤となりうるか?(解説:住谷哲氏) (2023/02/08掲載) アラーム付き間歇スキャンCGM vs. SMBG-試合前から勝負あり?(解説:住谷哲氏) (2023/01/10掲載) メトホルミンに追加する血糖降下薬としてはGLP-1受容体作動薬が他剤を一歩リードしている(解説:住谷哲氏) (2022/12/09掲載) Pharmacoequity―SGLT2阻害薬/GLP-1受容体作動薬は公正に処方されているか?-(解説:住谷哲氏) (2022/11/25掲載) 糖毒性glucose toxicityと進行性β細胞機能不全との関係-再考が必要か?-(解説:住谷哲氏) (2022/11/09掲載) 妊娠糖尿病診断の明確なカットオフ値perfect lineはあるのか?(解説:住谷哲氏) (2022/09/29掲載) DPP-4阻害薬は胆嚢炎発症リスクを増加させる(解説:住谷哲氏) (2022/08/09掲載) 活性型ビタミンD3は耐糖能異常患者の2型糖尿病発症を予防しない(解説:住谷哲氏) (2022/07/06掲載) 非糖尿病肥満患者に対するセマグルチド2.4mg/週の体重減少作用はリラグルチド3.0mg/日より優れている(解説:住谷哲氏) (2022/02/11掲載) 妊娠高血圧腎症pre-eclampsiaとメトホルミン(解説:住谷哲氏) (2021/11/30掲載) デュアルGIP/GLP-1受容体作動薬tirzepatideの血糖降下作用および体重減少作用は基礎インスリン デグルデクより優れている(解説:住谷哲氏) (2021/10/11掲載) GIP/GLP-1受容体作動薬tirzepatideの血糖降下作用・体重減少作用はセマグルチドより優れている(解説:住谷哲氏) (2021/08/16掲載) CGMはリアルタイムか間歇スキャン式のいずれが優れているか?(解説:住谷哲氏) (2021/07/16掲載) GLP-1受容体作動薬セマグルチドは中止により体重減少効果が消失する(解説:住谷哲氏)-1392 (2021/05/20掲載) 全粒穀物、豆類そして野菜をしっかり食べよう!―低GI食と心血管疾患(解説:住谷哲氏)-1379 (2021/04/26掲載) 抗肥満薬としてのGLP-1受容体作動薬セマグルチドの有効性(解説:住谷哲氏)-1375 (2021/04/14掲載) 完全人工膵臓開発における熾烈な競争(解説:住谷哲氏)-1371 (2021/04/01掲載) DPP-4阻害薬は新たな免疫抑制薬となり得るか?(解説:住谷哲氏)-1362 (2021/03/16掲載) 炎症性サイトカインとβ細胞機能(解説:住谷哲氏)-1342 (2021/01/14掲載) 基礎インスリン週1回投与の時代は目前に来ている(解説:住谷哲氏)-1317 (2020/11/19掲載) リアルワールドにおけるSGLT2阻害薬の有用性(解説:住谷哲氏)-1315 (2020/11/12掲載) カナグリフロジンと下肢切断リスク(解説:住谷哲氏)-1303 (2020/10/21掲載) 胃バイパス術による2型糖尿病改善効果はほとんどすべてが体重減少で説明できる(解説:住谷哲氏)-1291 (2020/10/05掲載) 青少年および若年成人1型糖尿病患者の血糖管理においてもCGMは有効である(解説:住谷哲氏)-1274 (2020/08/14掲載) ビタミンDとオメガ3脂肪酸は糖尿病性腎臓病の進展を抑制しない(解説:住谷哲氏)-1183 (2020/02/06掲載) 完全人工膵臓実現へのさらなる一歩(解説:住谷哲氏)-1167 (2020/01/15掲載) 腎機能低下2型糖尿病患者においてメトホルミンはSU薬に比べて心血管イベントを減少させる(解説:住谷哲氏)-1161 (2019/12/30掲載) メトホルミンとDPP-4阻害薬との早期併用療法の有効性は実証されたか?(解説:住谷哲氏)-1144 (2019/11/28掲載) デュラグルチドは心血管イベント低リスク患者においても有用である(解説:住谷哲氏)-1103 (2019/08/16掲載) GLP-1受容体作動薬は注射薬から経口薬へシフトするのか?(解説:住谷哲氏)-1090 (2019/07/31掲載) 1型糖尿病治療におけるSGLT1/2阻害薬sotagliflozinの可能性(解説:住谷哲氏)-1061 (2019/06/13掲載) 経口セマグルチドは注射薬と同様にHbA1cを改善し体重を減少させる(解説:住谷哲氏)-1050 (2019/05/16掲載) 新規携帯型デバイスd-NAVは2型糖尿病患者のインスリン治療を大きく前進させるか?(解説:住谷哲氏)-1026 (2019/04/17掲載) インスリンアナログとヒトインスリンのどちらを使用すべきか?(解説:住谷哲氏)-1016 (2019/03/14掲載) リナグリプチンのCARMELINA試験を通して血糖降下薬の非劣性試験を再考する(解説:住谷哲氏)-991 (2019/01/09掲載) GIP/GLP-1受容体デュアルアゴニストLY3298176は第3のインクレチン関連薬となりうるか?(解説:住谷哲氏)-986 (2018/12/27掲載) Harmony Outcomes試験はGLP-1受容体作動薬のポジショニングに調和をもたらしたのか?(解説:住谷哲氏)-965 (2018/12/03掲載) 新診断基準による妊娠糖尿病(GDM)の診断は出産後の母親の糖代謝異常と関連する(解説:住谷哲氏)-932 (2018/10/18掲載) 発症時年齢は1型糖尿病患者の心血管疾患リスクに関連する(解説:住谷哲氏)-917 (2018/09/24掲載) メトホルミン単独療法で血糖コントロールが不十分な患者へのSU薬の上乗せは心血管イベント・総死亡のリスクを増加しない(解説:住谷哲氏)-900 (2018/08/15掲載) 糖尿病入院患者の血糖コントロールは人工膵臓で自動化されるか?(解説:住谷哲氏)-893 (2018/07/26掲載) 1型糖尿病患者の低血糖回避にリアルタイムCGM(Dexcom G5)は有用である(解説:住谷哲氏)-832 (2018/03/27掲載) 人工知能と糖尿病診療の未来予想図(解説:住谷哲氏)-805 (2018/01/29掲載) 1型糖尿病発症予防は見果てぬ夢か?(解説:住谷哲氏)-790 (2018/01/04掲載) 経口semaglutideがもたらした血糖降下薬のパラダイムシフト(解説:住谷哲氏)-780 (2017/12/12掲載) すべての1型糖尿病妊婦にはReal-Time CGMを実施すべきか?(解説:住谷哲氏)-763 (2017/11/15掲載) SGLT2阻害薬と1型糖尿病治療(解説:住谷哲氏)-760 (2017/11/02掲載) 出産前搾乳は低リスク糖尿病妊婦において安全に実施できる(解説:住谷哲氏)-720 (2017/08/28掲載) グラルギンU100使用中の1型糖尿病患者は低血糖を回避するためにデグルデクにSWITCHすべきか?(解説:住谷 哲 氏)-711 (2017/08/16掲載) リラグルチドの糖尿病発症予防効果は160週にわたって持続する(解説:住谷 哲 氏)-660 (2017/04/06掲載) 前糖尿病スクリーニングは地域住民にとって有益か?(解説:住谷 哲 氏)-639 (2017/02/08掲載) スルホニル尿素(SU)薬と低血糖―essential drugとしてのグリクラジドを再考する―(解説:住谷 哲 氏)-577 (2016/08/11掲載) リラグルチドはインクレチン関連薬のLEADERとなりうるか?(解説:住谷 哲 氏)-564 (2016/07/14掲載) DPP-4阻害薬は2型糖尿病患者における重度腎不全のリスクを増加させる可能性がある(解説:住谷 哲 氏)-520 (2016/04/27掲載) IRIS試験:脳梗塞とピオグリタゾン-インスリン抵抗性改善薬が経た長い道のり-(解説:住谷 哲 氏)-500 (2016/03/24掲載) 妊娠とメトホルミン-本当に「禁忌」なのか?-(解説:住谷 哲 氏)-492 (2016/03/07掲載) 発症年齢、HbA1c、CKDが2型糖尿病患者の生命予後を規定する(解説:住谷 哲 氏)-453 (2015/11/26掲載) EMPA-REG OUTCOME試験:リンゴのもたらした福音(解説:住谷 哲 氏)-422 (2015/10/01掲載) すべての1型糖尿病患者にインスリンポンプ療法を施行すべきか?(解説:住谷 哲 氏)-387 (2015/07/23掲載) 1型糖尿病患者における強化療法と眼科手術(解説:住谷 哲 氏)-363 (2015/06/04掲載) 2型糖尿病発症予防とPrecision Medicine(解説:住谷 哲 氏)-334 (2015/04/07掲載) 高血糖の苦い記憶-DCCT/EDIC 30年の成果-(解説:住谷 哲 氏)-305 (2015/01/27掲載) 1型糖尿病治療における基礎インスリン(解説:住谷 哲 氏)-280 (2014/11/27掲載) 2型糖尿病患者におけるエンパワーメントと治療意思決定支援ツール(decision aids)(解説:住谷 哲 氏)-271 (2014/11/05掲載) スルホニル尿素(SU)薬は過去の薬か?(解説:住谷 哲 氏)-243 (2014/09/19掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児がん、定期的な症状スクリーニングで苦痛な症状が改善/JAMA(2024/11/21) 米国民の幸福度、国内格差を人間開発指数で解析/Lancet(2024/11/21) エンパグリフロジン投与終了後もCKDの心・腎保護効果が持続、レガシー効果か?(解説:栗山哲氏)(2024/11/21) 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏)(2024/11/21) 肺動脈性肺高血圧症治療剤ユバンシ配合錠が発売/ヤンセン(2024/11/21) TN乳がんへのサシツズマブ ゴビテカン、販売開始/ギリアド(2024/11/21) ROS1陽性NSCLCへの新たな選択肢レポトレクチニブ、その特徴は?/BMS(2024/11/21) 低リスク肺塞栓症がん患者のVTE再発、リバーロキサバン18ヵ月vs. 6ヵ月(ONCO PE)/AHA2024(2024/11/21) 大腸がん検診、現時点では血液検査よりも大腸内視鏡検査が優れる(2024/11/21) うつ病に対するブレクスピプラゾール補助療法、安定後は継続または中止?(2024/11/21) [ あわせて読みたい ] 今考える肺がん治療(2022/08/24) あなたにとって、開業の「成功」「失敗」とは?【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第42回(2022/08/09) 「後継者採用」という甘い誘いに乗ったら…【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第41回(2022/07/08) 「診療所、知人に売るから大丈夫」、それ本当に大丈夫??【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第40回(2022/06/06) Dr.金井のCTクイズ 初級編(2022/05/17) 診療所の売れ行きに直結する「概要書」の大切さ【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第39回(2022/05/09) 医療マンガ大賞2021「たった一時間されど一時間」受賞者描き下ろし作品(ささき かずよ氏)(2022/04/18) 「急ぎ」のお宝承継をゲットできる医師は…?【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第38回(2022/04/11) Dr.田中和豊の血液検査指南 電解質編(2022/04/10) 医療マンガ大賞2021「命のバトン」受賞者描き下ろし作品(ささき かずよ氏)(2022/03/17)