今、肺静脈隔離にシャム試験?(解説:高月 誠司 氏)-1890

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2024/11/29

本記事のコメンテーター

高月 誠司( たかつき せいじ ) 氏

慶應義塾大学医学部 不整脈先進治療学寄附研究講座 特任教授

J-CLEAR推薦コメンテーター

Sham-PVI試験は心房細動患者に対してクライオバルーンによる肺静脈隔離とシャム手術を行い比較する、無作為化比較試験である。結果的に肺静脈隔離群では有意に心房細動の再発は少なく、QOLは高かった。心房細動に対する肺静脈隔離法が始まって約20年、これまで心房細動に対する第一選択の治療法として薬物療法とクライオアブレーションを比較する試験は行われており、アブレーション治療のほうが洞調律維持率は高いことは確立して…

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