リバーロキサバンの安定型冠動脈疾患に対する効果(解説:高月 誠司 氏)-745 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2017/10/16 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 高月 誠司( たかつき せいじ ) 氏 慶應義塾大学医学部 不整脈先進治療学寄附研究講座 特任教授 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース アスピリン+リバーロキサバン、心血管疾患の2次予防に有効か/NEJM(2017/09/11掲載) 本研究は、抗Xa薬リバーロキサバンの冠動脈疾患患者に対する心血管イベントの2次予防効果を検証した二重盲検試験である。2万7,395例の安定した冠動脈疾患患者を対象とし、リバーロキサバン2.5mg 1日2回+アスピリン100mgの併用群、リバーロキサバン5mg 1日2回単剤群、アスピリン100mg単剤群の3群に無作為割り付けした。主要評価項目は心血管死、脳卒中、心筋梗塞の複合エンドポイントで、平均23ヵ月の追跡期間である。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 高月 誠司先生の他のコメント 今、肺静脈隔離にシャム試験?(解説:高月誠司氏) (2024/11/29掲載) 心臓植込み電気デバイスの革新的一歩 ーモジュール式リードレスペーシング除細動システムー(解説:高月誠司氏) (2024/07/01掲載) パルスフィールドアブレーションは心房細動治療のゲームチェンジャーになりうるか(解説:高月誠司氏) (2023/11/30掲載) etripamilは上室頻拍に対する特効薬となるか(解説:高月誠司氏) (2023/08/04掲載) 左房後壁は隔離すべきなのか?(解説:高月誠司氏) (2023/03/07掲載) 心室細動に対する除細動法が変わる?(解説:高月誠司氏) (2023/01/11掲載) 心房細動患者に対する心臓手術では左心耳閉鎖も追加すべきである(解説:高月誠司氏) (2021/10/07掲載) 発作性心房細動に対しては、抗不整脈薬よりもカテーテルアブレーションである(解説:高月誠司氏)-1338 (2021/01/08掲載) ICD/CRT-Dデバイス、謝礼金額の「影響」とは(解説:高月誠司氏)-1337 (2021/01/07掲載) 心房細動治療が変わるEAST-AFNET 4試験(解説:高月誠司氏)-1294 (2020/10/13掲載) AIは洞調律の心電図から発作性心房細動を診断できるのか(解説:高月誠司氏)-1114 (2019/09/26掲載) カテーテルアブレーションで心房細動は根治するか?(解説:高月誠司氏)-1035 (2019/05/06掲載) 冠動脈疾患の心不全、洞調律患者に対するリバーロキサバンの効果(COMMANDER HF)検証すべき仮説だったのか?(解説:高月誠司氏)-927 (2018/10/11掲載) ADVICE試験:心房細動アブレーションにおいてアデノシンによるdormant conductionの確認は必要か?(解説:高月 誠司 氏)-395 (2015/08/11掲載) 原因不明の脳梗塞患者に潜む心房細動(解説:高月 誠司 氏)-247 (2014/09/25掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] COPDの3剤配合薬、定量噴霧吸入器vs.ドライパウダー吸入器/BMJ(2025/01/22) 日本における片頭痛診療の現状、今求められることとは(2025/01/22) 乳がん診断後の手術遅延、サブタイプ別の死亡リスクへの影響(2025/01/22) 自己主導型のCBTはアトピー性皮膚炎の症状軽減に有効(2025/01/22) コーヒーやお茶の摂取は頭頸部がんのリスクを下げる?(2025/01/22) 高齢患者の抗菌薬使用は認知機能に影響するか(2025/01/22) 出産後の抜け毛の量が育児中の不安に独立して関連(2025/01/22) [ あわせて読みたい ] Dr.林の笑劇的救急問答13<上巻>(2017/10/07) 国立国際医療研究センター総合診療科presents 内科インテンシブレビュー2017 (2枚組)(2017/09/07) Dr.大山のがんレク!すべての医療者に捧ぐがん種別薬物療法講義(上巻)(2017/09/07) 救急エコー最速RUSH! (2017/07/07)