月経に関連して起こる頭痛の65%は片頭痛の可能性 提供元:ケアネット ツイート 公開日:2008/08/29 グラクソ・スミスクライン株式会社が20~40歳代の女性を対象に行ったインターネット調査によれば、月経に関連して頭痛が起こるとした20-40歳代女性のうち65%は片頭痛の可能性が高いことが明らかになった。片頭痛は女性に多い疾患、なかでも20~40歳代の女性では有病率が高く、30歳代の女性においては5人に1人が片頭痛に悩んでいるとされる。女性に片頭痛が多い理由として、女性ホルモンとの関連性が示唆されており、特に女性ホルモンが大きく変動する月経数日前から月経時は片頭痛が起こりやすいと言われており、今回の調査を行ったという。さらに調査結果では、月経に関連して起こる頭痛が日常生活に及ぼす影響は非常に大きく、片頭痛患者の86%が「仕事や家事・勉強が手につかなくなる、集中できなくなることがある」と回答した。また42%では「学校や会社、予定していた行事を休むことがあり」、38%は「家から出られなくなる、ベッドや布団から動けなくなる」など、支障度の高さがうかがえた。その一方で、月経に関連して起こる頭痛のために受診した経験がある人は15%に留まり、頭痛として適切な治療が行われていない実態が判明したという。詳細はプレスリリースへhttp://glaxosmithkline.co.jp/press/press/2008_07/P1000498.html 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 関連記事 片頭痛の有病率や割合を日本人で調査 医療一般 日本発エビデンス(2022/07/18) このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 2型DMの血糖コントロールなど、予測モデルによる治療最適化で改善/Lancet(2025/03/10) 切除不能進行胃がん1次治療、sugemalimab追加でOS・PFS改善(GEMSTONE-303)/JAMA(2025/03/10) リファンピシン耐性キノロン感性結核に対する経口抗菌薬(解説:寺田教彦氏)(2025/03/10) TTF-1陰性Non-Sq NSCLCに対するアテゾリズマブ+カルボプラチン+nab-パクリタキセル(LOGIK2102)/日本臨床腫瘍学会(2025/03/10) 統合失調症の認知機能改善に対するメトホルミンの有用性(2025/03/10) EBウイルスが腎移植後のリンパ増殖性疾患に関与(2025/03/10) うつ病歴は慢性疾患の発症を早める(2025/03/10) 症状を電子的に報告するシステムががん患者の症状管理やQOLを改善(2025/03/10) 「善玉」コレステロールは緑内障リスクを高める?(2025/03/10)