久光製薬株式会社は25日、開発中の爪白癬治療薬HTU-520(テルビナフィン塩酸塩 貼付剤)の国内第II相臨床試験の結果を発表した。
今回実施した第II相臨床試験は、爪白癬患者にHTU-520 またはプラセボを24週間反復投与した二重盲検比較試験。症状の改善を主要評価項目として本剤の有効性について検討した。
データ解析の結果、HTU-520 の有効性に関して主要評価項目でプラセボ投与群との間に改善傾向を認めることができ、さらに、安全性に関して重篤な副作用は認められなかったとのこと。
なお、今後は第III相臨床試験を進めていくとのこと。
詳細はプレスリリースへ(PDF)
http://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/HTU_090825.pdf