米ミシガン大学ヘルスシステムC.S.モット小児病院が12月18日に公表した「小児の健康に関する全国調査」から、米国では多くの親子が、新年や子どもが新学期を迎える際に目標を立てていることが明らかになった。
この調査は2023年の8月に、ランダムに抽出された、0〜18歳の子どもと同居する親2,044人を対象に実施された(調査完了率62%)。調査では、育児に関する目標を立てているか、11〜18歳の子どもがどのような目標を持ち、それを親がどのようにサポートするかなどが問われた。
その結果、71%の親が新年(25%)や新学期(9%)、あるいは自分の誕生日(8%)に個人的な目標を立てていることが明らかになった。その目標が子育てに関するものであると答えたのは、母親の47%、父親の35%に上った。また、74%は「目標を設定することで自分がより良い親になれるように思う」と答え、また85%は「目標を設定することで、それを達成するためにどうすれば良いのかを子どもが学ぶのに役立つ」と答えた。