エベロリムスの進行性胃がん患者に対する有望な試験結果が公表される ノバルティス ファーマ株式会社の発表によると、同社スイス本社が13日に公開したデータから、エベロリムス(開発コード:RAD001)が、治療選択肢が限られている進行性胃がん患者の55%において腫瘍の増殖を抑制し、全体の45%の患者では腫瘍の縮小効果が見られたことがわかったという。
ジェネリック医薬品の売上高は前年より14%増 シード・プランニングの調査によると、ジェネリック医薬品の製造・販売を事業とする製薬企業39社および、近年、ジェネリック医薬品事業に参入して売上を伸ばしている新薬メーカー6社の売上高合計は3,480億円で、前年比14%増となることがわかった。
医師不足の改善を目指し、GSK社と東京女子医大が「教育・学習支援プログラム」を開始 グラクソ・スミスクライン株式会社は、東京女子医科大学と共同で、医師のためのe-ラーニングによる「教育・学習支援プログラム」を開発し、13日よりサービスを開始したと発表した。
花粉のシーズンに眼科を受診するコンタクトレンズ装用者は18% ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケア カンパニーは9日、同社がコンタクトレンズ装用者を対象に実施した「花粉症についての意識調査」(2008年12月実施)の結果を発表した。
プロペシアをドーピング禁止リストから除外 万有製薬株式会社は8日、同社が販売する男性型脱毛症用薬「プロペシア」(一般名:フィナステリド)が、2009年1月1日より世界アンチドーピング機構(WADA)が定める禁止リストから除外されたと発表した。
オンライン投票で選ぶ 多発性硬化症患者たちのエピソード バイエル薬品株式会社は8日、2008年8月25日よりMS(多発性硬化症)患者からの応募を開始した「My photo Story(マイフォトストーリー)~私の未来、私にできること~」と題した写真とエピソードについて、一次選考を通過した作品へのオンライン投票を実施すると発表した。
シロドシン、中国で新薬承認申請 第一三共株式会社は8日、中国子会社である第一製薬有限公司(北京)が、前立腺肥大症に伴う排尿障害改善約として開発されたKMD-3213(一般名:シロドシン)の新薬承認申請を中国国家食品薬品監督管理局に行ったと発表した。
富士通、企業の新型インフル対策支援を開始 富士通は、企業の災害やセキュリティインシデントなどへの対応から、コンプライアンス強化、内部統制対応などの企業価値向上のためのガバナンスまで支援する安心安全ソリューション「SafetyValue(セーフティバリュー)」強化の一環として、新型インフルエンザ対策関連ソリューションの提供を開始すると発表した。
テルモ、女性向けの新しい健康機器ブランド テルモ株式会社は、女性向け商品の新ブランド「PREMIAGE」(プレミアージュ)を立ち上げ、第一弾商品として手首式血圧計「テルモ電子血圧計P400」を、2月上旬より全国の薬局、薬店、ドラッグストア、家電量販店で発売すると発表した。
ネクサバール錠、急性肺障害で安全性情報 2008年4月の販売開始から約2000例の患者に投与され、同剤との因果関係が否定できない間質性肺炎を含む急性肺障害が4例報告されており、そのうち2例が死亡。このような状況を考慮し、同剤の「使用上の注意」などに「急性肺障害、間質性肺炎」に関する情報が追記された。
赤外線カメラで入場者の発熱をチェック!新型インフルエンザ対策の実証実験を開始 NECは12月25日、新型インフルエンザ対策の一環として、赤外線を使って感染者をチェックする「赤外線サーモグラフィシステム」を本社に設置したと発表した。
抗HIV薬「シーエルセントリ錠」の製造販売承認を取得 ファイザー株式会社は、2008年12月25日、HIVの細胞内への侵入を阻害する経口投与可能な日本初の抗ウイルス化学療法剤(CCR5阻害剤)「シーエルセントリ錠150 mg」(一般名:マラビロク)の製造販売承認を取得したと発表した。
ペンタサに潰瘍性大腸炎活動期の用法・用量追加の承認 杏林製薬株式会社は22日、潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤「ペンタサ錠250」「ペンタサ錠500」(一般名メサラジン)について、潰瘍性大腸炎の活動期における用法・用量追加の承認を取得したと発表した。今後は1日4,000mgを2回に分けて投与できるようになる。
ファスティックとスターシスにチアゾリジン系薬剤との併用療法の効能追加 アステラス製薬株式会社は24日、味の素株式会社と共同で開発を進めていた速効型食後血糖降下剤「ファスティック」と「スターシス」(一般名:ナテグリニド)のチアゾリジン系薬剤との併用療法について22日に効能追加の承認を取得したと発表した。
アクトスがビグアナイド系薬剤との併用療法の効能取得 武田薬品工業株式会社は22日、厚生労働省より、2型糖尿病治療薬「アクトス錠」(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)について、ビグアナイド系薬剤との併用療法の効能を取得したと発表した。
持続性選択H1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤を承認申請 グラクソ・スミスクライン株式会社は19日、国内において18日付で、持続性選択H1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤(一般名:レボセチリジン塩酸塩、剤形:錠剤、海外での製品名:Xyzal)の承認申請を行ったと発表した。
ゾメタの追加投与で乳がんの縮小効果が高まる ノバルティス・ファーマ株式会社は19日、早期乳がん患者さんの標準的な術前化学療法(ネオアジュバント)に、「ゾメタ」(一般名:ゾレドロン酸水和物)を追加投与することで、化学療法単独の場合と比較して腫瘍の縮小効果がより高まることがわかったと発表した。
ヒブによる小児の感染症を予防 アクトヒブ発売 第一三共株式会社は19日、ヒブ(Hib:インフルエンザ菌b型)による感染症を予防する小児用ワクチン、アクトヒブ(製造販売元:サノフィパスツール第一三共ワクチン株式会社、製造元:仏・サノフィパスツール社、販売元:第一三共株式会社)を発売した。