COPDの3剤配合薬、定量噴霧吸入器vs.ドライパウダー吸入器/BMJ

慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の3剤配合吸入薬による治療において、ブデソニド/グリコピロニウム/ホルモテロール(定量噴霧吸入器、1日2回)はフルチカゾン/ウメクリジニウム/ビランテロール(ドライパウダー吸入器、1日1回)と比較して、中等度または重度のCOPD初回増悪の発生率が高く、肺炎による初回入院の発生率は同程度であることが、米国・ブリガム&ウィメンズ病院のWilliam B. Feldman氏らの検討で示された。研究の詳細は、BMJ誌2024年12月30日号に掲載された。