ニンテダニブは福音となりうるか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(208)より- 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2014/06/05 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 倉原 優( くらはら ゆう ) 氏 近畿中央呼吸器センター 2006年滋賀医大卒業。洛和会音羽病院を経て08年から現職。 自身のブログ「呼吸器内科医」では医学論文の和訳や医療エッセーを執筆。 オリジナルのニュース 特発性肺線維症へのニンテダニブ、有効性、安全性を確認/NEJM(2014/06/05掲載) ご存じのとおり特発性肺線維症は予後不良の進行性疾患であり、年単位、早い患者であれば、月単位で肺の線維化が進行する。これに対してこれまで数々の治療が試みられてきたが、実臨床でその効果を実感できるほどの治療薬が21世紀に入ってもまだ登場していないのが現状である。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 参考文献・参考サイトはこちら 1)Richeldi L, et al. N Engl J Med. 2011;365:1079-1087. 2)King TE Jr, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2014;189:825-831. 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 倉原 優先生の他のコメント テオフィリンは過去のクスリか?(解説:倉原優 氏)-940 (2018/10/29掲載) 喘息のモノクローナル抗体治療に新星あらわる(解説:倉原優 氏)-764 (2017/11/17掲載) ネガティブスタディだが効果予測指標はPD-L1ではない!?(解説:倉原 優 氏)-696 (2017/07/03掲載) だからといって在宅NIVが進むだろうか(解説:倉原 優 氏)-684 (2017/06/02掲載) 喘息の過剰診断・過剰治療が許されない時代へ(解説:倉原 優 氏)-636 (2017/01/30掲載) START研究が喘息診療の過去の幻想を拭い去った(解説:倉原 優 氏)-625 (2016/12/13掲載) COPDの基準を満たさない喫煙者は健康なのか?(解説:倉原 優 氏)-536 (2016/05/30掲載) 結局、喘息に対するICS/LABAは安全なのか?(解説:倉原 優 氏)-496 (2016/03/17掲載) 電子カルテ時代に抗菌薬不適切使用を減らす手法はあるか?(解説:倉原 優 氏)-484 (2016/02/25掲載) 閉塞性肺疾患に気管支鏡下治療を用いる時代は到来するか?(解説:倉原 優 氏)-467 (2016/01/11掲載) 免疫不全患者の呼吸不全に対してわざわざ非侵襲性換気を用いなくてもよいのか?(解説:倉原 優 氏)-435 (2015/10/21掲載) CheckMate-057試験:肺がん化学療法の歴史を変えるニボルマブ(解説:倉原 優 氏)-434 (2015/10/20掲載) 憎きCOPDの喉元に食らいつく治療法:気管支鏡で肺を“つぶす”?(解説:倉原 優 氏)-382 (2015/07/09掲載) 鼻腔から集中治療を行える時代へ:ハイフロー鼻腔酸素療法(解説:倉原 優 氏)-362 (2015/06/03掲載) REACT試験:ロフルミラストが使用できるようになったら、痩せ型のCOPD患者には注意が必要(解説:倉原 優 氏)-318 (2015/03/04掲載) ALK陽性肺がんに対する標準治療を確立した重要な試験(解説:倉原 優 氏)-285 (2014/12/08掲載) HARP-2試験:期待されていたスタチン、空振り(解説:倉原 優 氏)-262 (2014/10/16掲載) どうなる?今後の日本の小細胞肺がんの治療(解説:倉原 優 氏)-259 (2014/10/09掲載) ステップ4の気管支喘息患者にできればステロイドを内服させたくない(解説:倉原 優 氏)-258 (2014/10/08掲載) 次世代の気管支喘息治療、重症喘息患者に希望の光となりうるか(解説:倉原 優 氏)-248 (2014/09/25掲載) 肺がん二次治療のマイルストーンになる試験かもしれない(解説:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(222)より- (2014/07/07掲載) アセチルシステインは特発性肺線維症に“効く”のか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(209)より- (2014/06/06掲載) EGFR野生型の非小細胞肺がんに対するEGFR-TKIと化学療法を比較した初のメタアナリシス(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(195)より- (2014/05/01掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 複雑CAD併存の重症AS、FFRガイド下PCI+TAVI vs.SAVR+CABG/Lancet(2024/12/20) 慢性心血管系薬のアドヒアランス不良、リマインドメッセージでは改善せず/JAMA(2024/12/20) “Real-world”での高齢者に対するRSVワクチンの効果(解説:山口佳寿博氏/田中希宇人氏)(2024/12/20) 切除不能肝細胞がん、アテゾ+ベバがTACEの代替となる可能性/ESMO Asia2024(2024/12/20) EGFR陽性NSCLCの1次治療、オシメルチニブ+化学療法のアジア人データ(FLAURA2)/ESMO Asia2024(2024/12/20) 進行・再発子宮体がんの新たな治療選択肢/AZ(2024/12/20) 導入療法後に病勢進行のないHR+/HER2+転移乳がん1次治療、パルボシクリブ追加でPFS改善(PATINA)/SABCS2024(2024/12/20) 統合失調症発症後20年間における抗精神病薬使用の変化(2024/12/20) SGLT2阻害薬はがん発症を減らすか~日本の大規模疫学データ(2024/12/20) [ あわせて読みたい ] “簡単・確実”吸入指導 デバイス別ポイント(2013/12/05) 単独インタビュー COPDガイドライン改訂のポイントとその背景(2013/07/03) ドクター力丸の人工呼吸管理のオキテ(2013/01/08) 聖路加GENERAL 【Dr.仁多の呼吸器内科】(2013/01/01) 小三J読影法でわかる!Dr.佐藤の胸部写真の楽しみ方<上巻> (2012/12/01) 小三J読影法でわかる!Dr.佐藤の胸部写真の楽しみ方<下巻> (2012/12/01)
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