START研究が喘息診療の過去の幻想を拭い去った(解説:倉原 優 氏)-625 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2016/12/13 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 倉原 優( くらはら ゆう ) 氏 近畿中央呼吸器センター 2006年滋賀医大卒業。洛和会音羽病院を経て08年から現職。 自身のブログ「呼吸器内科医」では医学論文の和訳や医療エッセーを執筆。 オリジナルのニュース 軽症喘息への低用量吸入ステロイドは?/Lancet(2016/12/08掲載) 過去のガイドラインにおいて、吸入ステロイド薬(ICS)治療は1週間に2日を超えて症状がある喘息患者、すなわちpersistent asthmaに推奨されてきた歴史がある。それ以下の症状の喘息をintermittent asthmaと呼び、吸入短時間型β2刺激薬などでその都度発作を解除してきた。 ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 倉原 優先生の他のコメント テオフィリンは過去のクスリか?(解説:倉原優 氏)-940 (2018/10/29掲載) 喘息のモノクローナル抗体治療に新星あらわる(解説:倉原優 氏)-764 (2017/11/17掲載) ネガティブスタディだが効果予測指標はPD-L1ではない!?(解説:倉原 優 氏)-696 (2017/07/03掲載) だからといって在宅NIVが進むだろうか(解説:倉原 優 氏)-684 (2017/06/02掲載) 喘息の過剰診断・過剰治療が許されない時代へ(解説:倉原 優 氏)-636 (2017/01/30掲載) COPDの基準を満たさない喫煙者は健康なのか?(解説:倉原 優 氏)-536 (2016/05/30掲載) 結局、喘息に対するICS/LABAは安全なのか?(解説:倉原 優 氏)-496 (2016/03/17掲載) 電子カルテ時代に抗菌薬不適切使用を減らす手法はあるか?(解説:倉原 優 氏)-484 (2016/02/25掲載) 閉塞性肺疾患に気管支鏡下治療を用いる時代は到来するか?(解説:倉原 優 氏)-467 (2016/01/11掲載) 免疫不全患者の呼吸不全に対してわざわざ非侵襲性換気を用いなくてもよいのか?(解説:倉原 優 氏)-435 (2015/10/21掲載) CheckMate-057試験:肺がん化学療法の歴史を変えるニボルマブ(解説:倉原 優 氏)-434 (2015/10/20掲載) 憎きCOPDの喉元に食らいつく治療法:気管支鏡で肺を“つぶす”?(解説:倉原 優 氏)-382 (2015/07/09掲載) 鼻腔から集中治療を行える時代へ:ハイフロー鼻腔酸素療法(解説:倉原 優 氏)-362 (2015/06/03掲載) REACT試験:ロフルミラストが使用できるようになったら、痩せ型のCOPD患者には注意が必要(解説:倉原 優 氏)-318 (2015/03/04掲載) ALK陽性肺がんに対する標準治療を確立した重要な試験(解説:倉原 優 氏)-285 (2014/12/08掲載) HARP-2試験:期待されていたスタチン、空振り(解説:倉原 優 氏)-262 (2014/10/16掲載) どうなる?今後の日本の小細胞肺がんの治療(解説:倉原 優 氏)-259 (2014/10/09掲載) ステップ4の気管支喘息患者にできればステロイドを内服させたくない(解説:倉原 優 氏)-258 (2014/10/08掲載) 次世代の気管支喘息治療、重症喘息患者に希望の光となりうるか(解説:倉原 優 氏)-248 (2014/09/25掲載) 肺がん二次治療のマイルストーンになる試験かもしれない(解説:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(222)より- (2014/07/07掲載) アセチルシステインは特発性肺線維症に“効く”のか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(209)より- (2014/06/06掲載) ニンテダニブは福音となりうるか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(208)より- (2014/06/05掲載) EGFR野生型の非小細胞肺がんに対するEGFR-TKIと化学療法を比較した初のメタアナリシス(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(195)より- (2014/05/01掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 小児がん、定期的な症状スクリーニングで苦痛な症状が改善/JAMA(2024/11/21) 米国民の幸福度、国内格差を人間開発指数で解析/Lancet(2024/11/21) エンパグリフロジン投与終了後もCKDの心・腎保護効果が持続、レガシー効果か?(解説:栗山哲氏)(2024/11/21) 心臓MRIによるLGEはLVEFより拡張型心筋症のリスクをより良く予測する(解説:佐田政隆氏)(2024/11/21) 肺動脈性肺高血圧症治療剤ユバンシ配合錠が発売/ヤンセン(2024/11/21) TN乳がんへのサシツズマブ ゴビテカン、販売開始/ギリアド(2024/11/21) ROS1陽性NSCLCへの新たな選択肢レポトレクチニブ、その特徴は?/BMS(2024/11/21) 低リスク肺塞栓症がん患者のVTE再発、リバーロキサバン18ヵ月vs. 6ヵ月(ONCO PE)/AHA2024(2024/11/21) 大腸がん検診、現時点では血液検査よりも大腸内視鏡検査が優れる(2024/11/21) うつ病に対するブレクスピプラゾール補助療法、安定後は継続または中止?(2024/11/21) [ あわせて読みたい ] Dr.長尾の胸部X線ルネッサンス (2016/11/07) Dr.加藤の「これだけ眼科」(2016/10/07) イワケンの「極論で語る感染症内科」講義 (2016/08/07) 総合内科専門医試験対策 アップデート問題はココが出る!2016 (2016/07/29) 認定内科医試験完全対策 総合内科専門医ベーシック vol.1(2016/05/12) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断2(2016/02/07) Dr.香坂のすぐ行動できる心電図 ECG for the Action! (2015/10/07) Dr.たけしの本当にスゴい症候診断(2015/07/07) ~プライマリ・ケアの疑問~ Dr.前野のスペシャリストにQ!【呼吸器編】(2015/04/07)
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