お知らせがあります
憎きCOPDの喉元に食らいつく治療法:気管支鏡で肺を“つぶす”?(解説:倉原 優 氏)-382

COPDの外科治療といえば、肺容量減量手術(Lung volume reduction surgery:LVRS)である。まるで早口言葉のような言い回しだが、これはその名のとおり、肺の容量を減量する手術のことである。病的肺を切除して、健常肺の機能を活かそうというのがその治療原理である。LVRSはリスクの高い手術ではあるが、上葉優位な重度の気腫肺がある患者では、生存期間を延長する効果があるとされている。メタアナリシスでLVRSを積極的に推奨…
新規会員登録はこちら
倉原 優先生の他のコメント
テオフィリンは過去のクスリか?(解説:倉原優 氏)-940 (2018/10/29掲載)
喘息のモノクローナル抗体治療に新星あらわる(解説:倉原優 氏)-764 (2017/11/17掲載)
ネガティブスタディだが効果予測指標はPD-L1ではない!?(解説:倉原 優 氏)-696 (2017/07/03掲載)
だからといって在宅NIVが進むだろうか(解説:倉原 優 氏)-684 (2017/06/02掲載)
喘息の過剰診断・過剰治療が許されない時代へ(解説:倉原 優 氏)-636 (2017/01/30掲載)
START研究が喘息診療の過去の幻想を拭い去った(解説:倉原 優 氏)-625 (2016/12/13掲載)
COPDの基準を満たさない喫煙者は健康なのか?(解説:倉原 優 氏)-536 (2016/05/30掲載)
結局、喘息に対するICS/LABAは安全なのか?(解説:倉原 優 氏)-496 (2016/03/17掲載)
電子カルテ時代に抗菌薬不適切使用を減らす手法はあるか?(解説:倉原 優 氏)-484 (2016/02/25掲載)
閉塞性肺疾患に気管支鏡下治療を用いる時代は到来するか?(解説:倉原 優 氏)-467 (2016/01/11掲載)
免疫不全患者の呼吸不全に対してわざわざ非侵襲性換気を用いなくてもよいのか?(解説:倉原 優 氏)-435 (2015/10/21掲載)
CheckMate-057試験:肺がん化学療法の歴史を変えるニボルマブ(解説:倉原 優 氏)-434 (2015/10/20掲載)
鼻腔から集中治療を行える時代へ:ハイフロー鼻腔酸素療法(解説:倉原 優 氏)-362 (2015/06/03掲載)
REACT試験:ロフルミラストが使用できるようになったら、痩せ型のCOPD患者には注意が必要(解説:倉原 優 氏)-318 (2015/03/04掲載)
ALK陽性肺がんに対する標準治療を確立した重要な試験(解説:倉原 優 氏)-285 (2014/12/08掲載)
HARP-2試験:期待されていたスタチン、空振り(解説:倉原 優 氏)-262 (2014/10/16掲載)
どうなる?今後の日本の小細胞肺がんの治療(解説:倉原 優 氏)-259 (2014/10/09掲載)
ステップ4の気管支喘息患者にできればステロイドを内服させたくない(解説:倉原 優 氏)-258 (2014/10/08掲載)
次世代の気管支喘息治療、重症喘息患者に希望の光となりうるか(解説:倉原 優 氏)-248 (2014/09/25掲載)
肺がん二次治療のマイルストーンになる試験かもしれない(解説:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(222)より- (2014/07/07掲載)
アセチルシステインは特発性肺線維症に“効く”のか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(209)より- (2014/06/06掲載)
ニンテダニブは福音となりうるか?(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(208)より- (2014/06/05掲載)
EGFR野生型の非小細胞肺がんに対するEGFR-TKIと化学療法を比較した初のメタアナリシス(コメンテーター:倉原 優 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(195)より- (2014/05/01掲載)
J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは

J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。
本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。
[ 最新ニュース ]

家庭内空気汚染の疾病負担、1990~2021年の状況は?/Lancet(2025/03/28)

局所進行上咽頭がん、化学放射線療法後のcamrelizumabが有効/JAMA(2025/03/28)

SGLT2阻害薬およびGLP-1受容体作動薬は女性と高齢者に対しても有効か?(解説:住谷哲氏)(2025/03/28)

CKDの貧血治療、ダプロデュスタットvs.ダルベポエチン アルファ~メタ解析(2025/03/28)

化学療法誘発性末梢神経障害の克服に向けた包括的マネジメントの最前線/日本臨床腫瘍学会(2025/03/28)

Lp(a)測定の国際標準化、新薬登場までに解決か/日本動脈硬化学会(2025/03/28)

不妊治療中、男性はコーヒーの飲み過ぎに注意(2025/03/28)

新型コロナ入院患者、退院後も2年以上にわたり死亡リスクは高い(2025/03/28)

各非定型抗精神病薬の抗精神病薬関連便秘リスク〜米国FDA有害事象報告(2025/03/28)
本記事のコメンテーター
倉原 優( くらはら ゆう ) 氏
近畿中央呼吸器センター
2006年滋賀医大卒業。洛和会音羽病院を経て08年から現職。
自身のブログ「呼吸器内科医」では医学論文の和訳や医療エッセーを執筆。