低線量CT検査により肺がん死亡率は低下する(解説:西村 光世 氏)-1190 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2020/02/24 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 西村 光世( にしむら みつよ ) 氏 一般財団法人健康医学協会附属 東都クリニック 院長 J-CLEAR推薦コメンテーター オリジナルのニュース 低線量ボリュームCT検診、肺がん死を抑制/NEJM(2020/02/12掲載) 本試験は、低線量CTによるスクリーニング検査によって、高リスク群の肺がんの死亡率の影響をみる大規模無作為化比較試験の結果である。2000年より2015年12月31日まで最低10年以上の経過をみた。年齢中央値は58歳で(50~74歳)、男性1万3,195例、女性2,594例が登録され、1年、3年、5.5年にCTを受けるスクリーニング群とコントロール群に無作為に分けられた。結果として、肺がん発症率はスクリーニング群で5.58件/1,000人年、コン… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 世界の死産率と新生児死亡率の傾向/Lancet(2024/11/19) 「サンドイッチ療法」を肺がん周術期治療の主軸に考えよ(解説:田中希宇人氏/山口佳寿博氏)(2024/11/19) 慢性期統合失調症患者の低握力が認知機能や精神症状と関連(2024/11/19) 日本の新型コロナワクチン接種意向、アジア5地域で最低/モデルナ(2024/11/19) アナフィラキシーの認識と対応にはいまだ課題も(2024/11/19) 「電気絆創膏」で皮膚感染を予防する可能性(2024/11/19) 中年初期の質の低い睡眠は中年後期の脳の老化と関連(2024/11/19) CAVI高値のCAD患者は発がんリスクが高い(2024/11/19) [ あわせて読みたい ] Dr.岡の感染症プラチナレクチャー 医療関連感染症編(2020/02/10) Dr.林の笑劇的救急問答14<下巻>(2019/08/07) Dr.林の笑劇的救急問答14<上巻>(2019/03/15) 志水太郎の診断戦略ケーススタディ(2019/02/15) Dr.長尾の胸部X線クイズ 上級編 (2019/01/15) Dr.小松のとことん病歴ゼミ (2018/09/07)