初期のパーキンソン病に抗体療法は無効(解説:内山 真一郎 氏)-1564 提供元:臨床研究適正評価教育機構 ツイート 公開日:2022/08/19 企画協力J-CLEAR 本記事のコメンテーター 内山 真一郎( うちやま しんいちろう ) 氏 国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授 赤坂山王メディカルセンター脳神経内科部長 J-CLEAR評議員 オリジナルのニュース 早期パーキンソン病へのcinpanemab、進行抑制効果は認められず/NEJM(2022/08/12掲載) パーキンソン病はアルツハイマー病に次いで2番目に多い神経変性疾患であり、先進国では60歳以上の約1%に存在する。ドーパミン補充療法は症状の改善に有効であるが、病気の進行を防ぐことはできず、時間が経つとLドーパ抵抗性が出現することから、疾患修飾療法の登場が期待されている。パーキンソン病の病理はα-シヌクレインにリンクしており、α-シヌクレインはパーキンソン病の病理に特徴的なレビー小体の主要な構成成分である。… ログインしてコンテンツへ 新規会員登録はこちら 医師 薬剤師 医学生 その他 医療関係者 記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。 掲載内容はケアネットの見解を述べるものではございません。(すべての写真・図表等の無断転載を禁じます。) 内山 真一郎先生の他のコメント 血栓除去術は単純CT上の大梗塞に有効か?(解説:内山真一郎氏) (2024/10/21掲載) 血栓溶解療法にアルガトロバンやGPIIb/IIIa阻害薬の併用は有効か(解説:内山真一郎氏) (2024/09/18掲載) 血管内血栓除去療法は大梗塞の長期予後も改善するか?(解説:内山真一郎氏) (2024/03/27掲載) 遠隔虚血コンディショニングは脳卒中急性期患者の転帰を改善するか?(解説:内山真一郎氏) (2023/11/17掲載) パーキンソン病の淡蒼球超音波アブレーション試験(解説:内山真一郎氏) (2023/03/08掲載) パーキンソン病に鉄のキレート剤は有効か?(解説:内山真一郎氏) (2022/12/21掲載) 欧州人では血管内治療前の血栓溶解療法は必要か?(解説:内山真一郎氏) (2021/11/22掲載) 新型コロナウイルスワクチン接種によりギラン・バレー症候群の発症リスクは4倍に高まる(解説:内山真一郎氏) (2021/10/29掲載) 主幹脳動脈閉塞にステントリトリーバーと吸引カテーテルの併用は有効か?(解説:内山真一郎氏) (2021/10/20掲載) 移動式脳卒中ユニットは脳梗塞の転帰を改善する(解説:内山真一郎氏) (2021/10/19掲載) 一般住民におけるTIA患者の脳卒中長期リスクは依然として非常に高い(解説:内山真一郎氏)-1351 (2021/02/05掲載) 血栓溶解療法のドアから針までの時間が短いほど1年後の死亡と再入院は少ない(解説:内山真一郎氏)-1244 (2020/06/15掲載) 脳内大血管閉塞に対するtenecteplaseの至適用量は?(解説:内山真一郎氏)-1227 (2020/05/18掲載) 脳内大血管閉塞に対する血栓回収療法に血栓溶解療法の併用は不要か?(解説:内山真一郎氏)-1226 (2020/05/15掲載) 急性期脳梗塞の新たな治療法として期待される翼口蓋神経節刺激(解説:内山真一郎氏)-1087 (2019/07/31掲載) 灌流画像を用いた血栓溶解療法は、発症後9時間までの脳梗塞と睡眠中に発症した脳梗塞にまで治療時間枠を拡大できる:個別患者データのメタ解析(解説:内山真一郎氏)-1072 (2019/07/08掲載) 血栓溶解療法は睡眠中の発症例では何時間以内まで有効か?(解説:内山真一郎氏)-1063 (2019/06/17掲載) 急性期の軽症脳梗塞と高リスクTIAに対するクロピドグレルとアスピリンの併用療法はいつまで続けるか?(解説:内山真一郎氏)-990 (2019/01/08掲載) 軽症脳梗塞急性期の治療効果はtPAとアスピリンで差がなかった(解説:内山真一郎氏)-897 (2018/08/09掲載) クロピドグレルとアスピリンの併用は脳梗塞再発予防効果があるが出血も増加する(解説:内山真一郎氏)-887 (2018/07/18掲載) TIA患者の脳卒中リスクは5年後まで減らない(解説:内山真一郎氏)-870 (2018/06/11掲載) 脳梗塞急性期患者に抗血小板薬の3剤併用療法は、有効性と安全性の両面から推奨できない(解説:内山真一郎氏)-803 (2018/01/23掲載) 治療時間枠拡大への夜明け(解説:内山真一郎氏)-770 (2017/11/29掲載) 低酸素血症のない脳卒中急性期患者に酸素投与は推奨できない(解説:内山真一郎氏)-754 (2017/10/30掲載) アスピリンの脳卒中早期再発予防効果(解説:内山 真一郎 氏)-552 (2016/06/22掲載) 一次性進行型多発性硬化症における経口フィンゴリモド療法(INFORMS):第III相二重盲検プラセボ対照試験(解説:内山 真一郎 氏)-485 (2016/02/26掲載) 脳卒中は認知症を誘発するのみならず、認知症の進行を促進する(解説:内山 真一郎 氏)-391 (2015/08/04掲載) t-PAの有効性と安全性は経過時間、年齢、重症度に影響されるか?(解説:内山 真一郎 氏)-253 (2014/09/30掲載) 脳卒中対応救急車はt-PAの治療開始時間を短縮し、実施率を高めた。(解説:内山 真一郎 氏)-CLEAR! ジャーナル四天王(221)より- (2014/07/03掲載) その他の解説記事をみる J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)とは J-CLEAR(臨床研究適正評価教育機構)は、臨床研究を適正に評価するために、必要な啓発・教育活動を行い、わが国の臨床研究の健全な発展に寄与することを目指しています。 本企画では、J-CLEARの活動の一環として、CareNet.comで報道された海外医学ニュース「ジャーナル四天王」に対し、臨床研究の適正な解釈を発信します。 詳しくはこちら このページを印刷する ツイート [ 最新ニュース ] 前糖尿病の肥満へのチルゼパチド、糖尿病発症リスク93%減/NEJM(2024/11/22) 生後2年間のデジタル介入で肥満リスク低下/JAMA(2024/11/22) BRCA1/2病的バリアント保持者における乳がん後の二次原発がんリスク/JCO(2024/11/22) 家庭内のインフル予防、手指衛生やマスクは効果ある?~メタ解析(2024/11/22) 統合失調症患者に対する抗精神病薬の投与経路変更の影響は〜メタ解析(2024/11/22) 「週末戦士」でも脳の健康に利点あり(2024/11/22) 減量薬のアクセス拡大が年4万人以上の米国人の命を救う可能性(2024/11/22) 抗てんかん薬の早期処方が認知症リスクの低さと関連(2024/11/22) [ あわせて読みたい ] あなたにとって、開業の「成功」「失敗」とは?【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第42回(2022/08/09) 「後継者採用」という甘い誘いに乗ったら…【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第41回(2022/07/08) 「診療所、知人に売るから大丈夫」、それ本当に大丈夫??【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第40回(2022/06/06) Dr.金井のCTクイズ 初級編(2022/05/17) 診療所の売れ行きに直結する「概要書」の大切さ【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第39回(2022/05/09) 医療マンガ大賞2021「たった一時間されど一時間」受賞者描き下ろし作品(ささき かずよ氏)(2022/04/18) 「急ぎ」のお宝承継をゲットできる医師は…?【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第38回(2022/04/11) Dr.田中和豊の血液検査指南 電解質編(2022/04/10) 医療マンガ大賞2021「命のバトン」受賞者描き下ろし作品(ささき かずよ氏)(2022/03/17) 医業承継における「お宝物件」の探し方【ひつじ・ヤギ先生と学ぶ 医業承継キソの基礎 】第37回(2022/03/14)