PD-L1発現1%未満のNSCLC1次治療、ニボルマブ+化学療法でPFS改善(CheckMate-227)/ASCO2018
ニボルマブおよびニボルマブベースのレジメントと化学療法を比較した、無作為化オープンラベル第III相CheckMate-227試験。本年の米国がん研究会議年次集会(AACR2018)およびN.Engl.J.Med誌にて、高腫瘍変異(TMB-H)患者においてニボルマブ+イピリムマブ群が化学療法単独に比べ有意にPFSを改善した結果が発表されている。米国臨床腫瘍学会年次総会(ASCO2018)では、米国Fox Chase Cancer CenterのHossein Borghaei氏により、PD-L1(TPS)1%未満の患者におけるニボルマブ+化学療法と化学療法単独群を比較したた無増悪生存期間(PFS)の結果が発表された(最低追跡期間は11.2ヵ月)。