2型糖尿病患者における血糖降下薬間の効果および有害事象の比較:第1選択薬はやはりメトホルミンである(解説:小川 大輔 氏)-581

提供元:臨床研究適正評価教育機構

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公開日:2016/08/22

本記事のコメンテーター

小川 大輔( おがわ だいすけ ) 氏

おかやま内科 糖尿病・健康長寿クリニック 院長

J-CLEAR会員

近年、DPP4阻害薬、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬の登場により、数多くの糖尿病治療薬が使用できるようになった。欧米では2型糖尿病の第1選択薬はメトホルミンであるが、日本では患者の年齢および病態に応じて薬剤を選択することが勧められており、どの薬剤でも選択可能である。最近、経口血糖降下薬とインスリン、GLP-1受容体作動薬を含む、すべての糖尿病治療薬の効果と有害事象を比較したメタ解析の結果が報告された。

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1)Diabetes Care 2015; 38: S41-S48.

2)糖尿病治療ガイド2016-2017; 29-34.

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